ホームセンターで購入できる人工芝５選！おすすめは商品はある？プロの目で比較してみた

ホームセンターの人工芝はリーズナブルな価格で、手軽に購入できるため人気です。
DIYで庭に敷いてみたいと思う方も多いはず。

しかし、正直、ホームセンターの人工芝は、専門店のものより劣る商品がほとんどです。
それでも価格と比較すれば意外と高品質な商品もありますし、施工をしっかりすれば専門店の人工芝に劣らないものもあります。

この記事では、ホームセンターで購入できる人工芝５つをプロ目線で比較しました。
DIYで人工芝を敷いてみたい、どこのホームセンターがおすすめか知りたい、という方は参考にしてください。

ホームセンターの人工芝の品質は？

実際、ホームセンターで買える人工芝の品質はどうなのか、

・値段と品質の関係

・ホームセンターの人工芝＝必ずしも低品質ではない

という趣旨で以下の記事でも解説しています！気になる方はご覧になってみてください。

ホームセンターの人工芝は低品質なの？

ホームセンターの人工芝おすすめ５選

今回比較したホームセンターの人工芝は以下の５つです。

まずは各ホームセンターの人工芝の特徴をご紹介します。

【カインズ】丸巻リアル人工芝

カインズの『丸巻リアル人工芝』は芝高20mmと35mmの２種類が用意されています。

好みの長さを選ぶと良いと思いますが、芝高が高いほうが長持ちしますし、クッション性も高いので、裸足で過ごしたい方やお子様のいる家庭の方は35mmをおすすめします。

カインズ最大の特徴は、安いにも関わらずリアルな仕上がりになっていることです。

パイル（芝部分）がV字加工されているので耐久性も高く、耐久年数は約５年と公表している点も信頼が置けます。

一般的に人工芝の耐久年数は７～８年と言われているので、５年は短く感じますが、この安さで５年は十分なのではないでしょうか。

防炎加工してあるのも高評価です。

芝丈	20mm／35mm
価格	20mm：1×1m　\1,980 35mm：1×1m　\2,480
耐用年数	（約）5年
素材	パイル部分/ポリエチレン グランド部分/ポリプロピレン、SBR

【ナフコ】強力リアル人工芝

ナフコは『Nリアル人工芝』『強力リアル人工芝』『防草できるリアル人工芝』の３種類を展開していますが、今回比較対象にしたのは『強力リアル人工芝』です。

この人工芝は何といっても耐久性が高いことが特徴です。

裏面をポリウレタン製、パイルをダイヤモンド型にすることで耐久性を上げており、耐久年数は『Nリアル人工芝』の倍に当たる８～10年です。

芝高は20mmの商品しかありませんが、長持ちさせたいなら断然ナフコがおすすめです。

公式ホームページに素材がしっかり記載されているのも高評価。

芝丈	20mm
価格	1×1m　\2,580
耐用年数	8～10年
素材	芝:ポリエチレン 裏面:ポリウレタン

【コーナン】抗菌（表）・防カビ（裏） ガーデンターフ

コーナンの人工芝は芝高35mmと40mmのものがありますが、今回比較するのは40mmの『抗菌（表）・防カビ（裏） ガーデンターフ』です。

その名の通り、表部分には抗菌加工が、裏部分には防カビ加工が施されており、非常に衛生面に優れている商品です。

また、芝部分の素材には『ポリエチレン』『ポリプロピレン』の２種類が使用されています。

『ポリプロピレン』は『ポリエチレン』よりも耐久性に優れており高品質人工芝に利用されます。

そのため耐久年数は公表されていないのですが、『ポリエチレン』のみを使用した商品よりも長持ちする商品です。

芝丈	40mm
価格	1×1m　\3,058
耐用年数	？
素材	芝部分/ポリエチレン、ポリプロピレン ベース部分/ポリプロピレン 裏面/SRSラテックス

【DCMグループ】防草・透水　人工芝

DCMグループの『防草・透水　人工芝』はDCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねや、ケーヨーデイツーで購入できます。

『防草・透水　人工芝』の大きな特徴は水はけが良いことです。

ほとんどの人工芝は裏面を合成ゴムやポリウレタン製で作り、浸水穴をあけて水を流していますが、『防草・透水　人工芝』は裏面に不織布を利用することで浸水穴が無くても水はけが良くなっています。

さらに、浸水穴を無くすことによって地面に光が届かないので、雑草が生えてくることも防止できます。
芝部分にも鉛・重金属などを含まない100％リサイクル可能な素材を使っているので、安全性も高いです。

芝丈	？
価格	1×1m　\3,228
耐用年数	？
素材	芝:？ 裏面:不織布

【コメリ】モラヴィア・ヴィクトリア

コメリの人工芝は芝高が20mmの『モラヴィア』と30mmの『ヴィクトリア』があります。

こちらの商品は、今回ご紹介している５つの製品の中で１番単価が安いものになります。

ここに記載しているのは１×２mの価格ですが、１×20ｍの１巻売りなら1,680円とさらに安く買うことができるので、敷く範囲が広ければ広いほどお得です。

肝心の商品の質ですが、FIFA認定の生産工場で生産されているので安全性は高く、『ヴィクトリア』はV字型パイルのため耐久性も高いです。

裏面はポリウレタン製で、ナフコの『強力リアル人工芝』と同じ素材です。

耐久年数は公表されていませんが、価格に対しての耐久性は高いことから、コストパフォーマンスに優れた人工芝と言えます。

芝丈	20mm／30mm
価格	20mm：1×2m　\1,740 30mm：1×2m　\1,990
耐用年数	？
素材	芝:？ 裏面:ポリウレタン

プロ目線で比較！本当におすすめの人工芝は…

以上５つの商品を比較した結果は以下の表です。

商品名	価格	耐久性	その他加工	総合評価
【カインズ】丸巻リアル人工芝	◎	○	防炎加工	☆☆☆☆☆
【ナフコ】強力リアル人工芝	○	◎	UV効果	☆☆☆☆☆
【コーナン】抗菌（表）・防カビ（裏） ガーデンターフ	△	○	抗菌・防カビ	☆☆☆
【DCMグループ】防草・透水　人工芝	△	△	―	☆☆
【コメリ】モラヴィア・ヴィクトリア	◎	○	―	☆☆☆☆

最もおすすめの人工芝は、カインズ『丸巻リアル人工芝』とナフコ『強力リアル人工芝』です。
価格に対しての耐久性が高く、防炎加工やUV効果といった加工がされている点でも高評価です。
信頼度も高く、見た目も美しいので総合的に高評価になりました。

コーナンやDCMグループは機能が素晴らしいですが、他に比べて少々値段が高いのでこの評価にしました。
ただし高品質商品であることは変わりないので、予算が許せるのであればこちらを利用しても全く問題ありません。

コメリは安くコストパフォーマンスに優れていますが、他に特別な加工がありません。
余計な機能が必要ないという方にとってはとても良い製品でしょう。

市販よりもさらに高品質な人工芝を敷きたい！こだわりを持つ方向けの関連情報

さて、いろいろとホームセンターで買える人工芝を紹介してきましたが、結局のところ当社として一番お勧めしているのは、【高品質な人工芝を、コスパ良くプロに施工してもらう】ということです。

手前味噌で恐縮ですが、当社で扱っているワイズターフシリーズは耐久性・寿命においては決して他社には負けない最高峰の品質であると自負しています。

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ホームセンターの人工芝は専門店のものに比べれば品質は少々劣るかもしれませんが、価格対効果が高い商品も中にはありますよ！