自分で人工芝をお庭に敷く
当社で20平米以上であれば人工芝施工のDIYを推奨していません。
では逆の20平米以下のような小面積のお庭であれば人工芝のDIYは「ご自身で敷いても費用対効果が見込める」という観点もあり、簡素化したとっておきの施工方法や施工資材をご紹介します!
自分で施工したけど失敗した、別の業者に頼んだけど継ぎ目の加工が酷すぎるなど、需要がどんどん伸びているリアル人工芝施工の御助けになれればという、新たなテーマとして発信いたします!
下手な業者さんよりも上手く施工できるかもしれませんよ。
人工芝専門業者が使用する機材工具を極力省力化した方法を伝授します!
人工芝を毎日のように整地から~人工芝施工まで一連の作業をこなすスタッフが、このくらいの面積ならこのくらいの機材や工具で出来ますという簡素化した施工方法を伝授します。自分でもできるんじゃないかな~、実際にやってみたけど失敗して再チャレンジをしてみたいという方には絶好の参考資料になるでしょう!
それでは始めましょう!
この先は人工芝施工のDIY本編となります。実は人工芝を知らない、わからない、どんなものなのかを見てみたいという方はサンプルのご用命をお願いいたします。
施工方法次第では人工芝の施工は一人でも出来る
おはようございます!ワイズヴェルデスタッフの斉藤と申します!この度、私が人工芝DIYの先生として任命されました。よく某ミュージシャンの方に似ていると言われますが、私は人工芝一筋の職人魂の持ち主です!・・・さあ、始めましょう!!
そうは簡単に人工芝をダメにしてもらっては困りますので、真剣に指導いたします!
きちんとご理解いただいて、皆さんの人工芝施工の実践に役立てたらと思います。
人工芝の施工場所
今回施工する現場は茨城県つくば市在住のワイズヴェルデスタッフの親族の方にご協力いただいたお庭です。
あくまでもDIY施工ということで、実際の機材工具を簡素化しているため、一般の方でも入手できる工法なので、施工依頼のお客様対象の施工方法ではありません。
若干の雑草と小石が飛び散っている状況ですね。さほど凸凹しているわけでもないので、DIYには向いた条件だと思います。
人工芝施工DIYに必要な機材・工具リスト
※資材
人工芝(ワイズターフV30:2m×10m・中古品)
防草シート(1m×20m分)
岩瀬砂(真砂土)
硅砂
両面テープ・ブチルテープ(幅5cm×20m)
U字ピン
※機材工具一覧
鋤簾、ハンマー、トンボ、スケール、定規70cm、カッター、ハサミ、粘着テープ、コテ、デッキブラシ
上記の資材、機材工具でDIYを始めます!
鋤簾、トンボは買ってみると意外に高いので、持っている方が周りにいれば借りてきたほうがお得です。
資材に関しましては、どこのホームセンターでも売っているとは限りません。確実に売っているホームセンターさんを紹介いたしますので、そちらで調達してください。
人工芝は30mm以下のものは絶対やめてくださいね。凸凹なテニスコートみたいになっちゃいますから。
人工芝は「仕入れ方法=価格」なので、高いからといって高品質とは限りません。ホームセンターや通販業者、当社のような輸入販売業者が最も安く高品質な商品を提供しています。「価格=品質」ではないことはもうおわかりですね。
ちょっとわからない、不明だと思われる方には下記の事項をよく熟読ください。
※損はない人工芝商品についての留意点
①人工芝の密度
当社で販売しておりますワイズターフシリーズの密度は16800~21000という数値になります。
1平米あたりの本数という認識で結構です。
高ければ高いほど本数は多いですが、その点で注意事項があるとすれば、「太さ」です。ご想像を膨らませれば理解できることですが、細ければたくさん埋め込めますが、その分1本あたりのダメージが大きく、耐久性が悪い商品も存在します。
しかし、埋め込むにも少なくなりますが、太いものは1本あたりのダメージが少なく、大きな耐久力があるので、丈夫な人工芝となります。
また、人工芝の硬さも耐久性に比例します。硬いほうが丈夫に作られています。肌触りがいい、柔らかいからいいというものではございません。
②人工芝の高さ
当社の考え方は、30mm以下のリアル人工芝はNGです。
写真を見ていただければお分かりになると思いますが、明らかに耐久性のない人工芝だろうなと解ります。一番左がある施工会社から取り寄せた20mmの人工芝ですが、これを施工している時点で商品知識がない、施工経験が足りない、といった問題があります。
20mmの人工芝は人工芝の基布へのダメージが強く、表面が薄い分、夏の炎天下時に収縮を起こす危険性があります。
暑さに耐えられない熱で膨張が限界に達したときに起こる現象で、一度こうなったものは復元が出来ません。それ以外にも摩擦に弱いために、人工芝の毛がなくなることも十分にあることです。
③人工芝の基布構造
市場で販売されるリアル人工芝の大半は2層構造です。
これもお気を付けいただきたいのが、やはり15mm~20mmサイズの人工芝ほど1層構造が多いです。
触れば厚みは一発で解りますので、まずは衝動買いをせず、慎重にお買い求めください。1層構造では、伸縮や破断などの恐れがあり、U字ピンで押さえても効果がないです。
実測と人工芝資材の数量確認
まずは人工芝を施工するお庭の面積を確認しましょう。スケールで測って縦と横を把握してください。(どんな形状か)
単純な1つの四角形ですが、必ず縦横の両端を図ってください。微妙なずれもあります。今回は共に同じ長さでした。
この時に注意することが向きです。縦と横は必ず統一と考えてください。人工芝には向きがあります。縦方向には10m単位でも売られていますが、横方向には最大でも2m幅しかないと思います。たぶん探してもありません。当社の人工芝も2m幅です。縦と横をごちゃまぜにするとこんな感じに見えてしまいます。
どっちを縦にしたほうがいいのか、効率も考慮して資材準備をしましょう。
今回の形状ではこうなります。
①2m×3.3m
②2m×3.3m
③1.1m×3.3m
縦方向は多めにしましょう。後ほど現場カット加工を行います。
次は「継ぎ目の長さ」です。両面テープを何m分用意すればいいのかは、継ぎ目の長さだけです。図面で確認すると6.2mです。
最後にU字ピンです。当社の推奨本数はお庭の場合は1㎡あたり9本です。1辺1mの正方形にすれば、50㎝間隔で打ち込めば9本になることはおわかりですね。あとは掛け算で〇本必要というのがわかります。今回は16平米ぐらいなので150本用意します。
U字ピンは当社でも1本32円(税抜き)(送料別)で販売可能です。下の写真の右側2本が当社仕様のU字ピンです。左側~真ん中の3本のU字ピンと比べると全然違うのがわかります。ご購入の際はお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。お一人様の購入数量は150本までとなります。
人工芝のDIY施工手順
人工芝資材に関する事前準備は整いました。さて、いよいよ人工芝施工DIYの作業開始となります。なるべく、わかりやすく写真付きで説明します。完成まで頑張ってついてきてください!
雑草(天然芝)の除去
まずは、雑草(天然芝)や石を取り除いていきます。この最初の作業をしっかりやりましょう!
石やガラなどの障害物は、施工後の人工芝が凸凹になってしまう原因になりますので気を付けてください。今回は転圧機を使わないわけですから。
また、球根が残っていると、人工芝を押し上げて生えてくる可能性があるので注意してください。
天然芝は根付くと相当土に絡んでいますので、かなりの重労働となります。
コツ①
雑草は鋤簾でバシバシ取りましょう!
雑草ほど強い生命体はありません。根こそぎ取ればいいのではとお思いかもしれませんが、その「根こそぎ取る」ことは不可能です。
人工芝で光合成を防ぐことで、雑草対策になっているので、とにかくびっしり取り除きましょう!のんびり丁寧にやっていたら日が暮れます(笑)
写真のように鋤簾の使い方のコツは、地面に対してなるべく平行方向に力を抜いて剃るように切り込むことです。深く入りすぎたり、垂直方向に切り込むと根っこに引っかかりやすくなり、余計な力をかけてしまい、作業性が非常に悪くなります。そして、地盤を緩めてしまいます。
コツ②
天然芝は剣スコップで土に切り込みを入れる
天然芝は根付くと土との絡みが強くなります。鋤簾でもなかなか手ごわいです。地道な作業ですが、先の尖った剣スコップで切り込んで土を浮かせるようにして取り除くようにしたほうが体への負担は小さくなります。
雑草等の除去が終了しましたら、トンボで土を均しましょう!
※除草剤は周囲に植栽がなければ散布しても構いませんが、推奨するものではありません。除草剤の効果は、一気に効果が見込めるものではないので、人工芝を敷く前に日数をかけて徐々に枯らしていくほうが効果はあります。
整地作業
DIYの整地において転圧機は使用しません。そして砕石も使用しません。代わりに使用するのが岩瀬砂です。別名「真砂土」とも言います。
よく他のDIYサイトでは山砂を使ってくださいというのを聞きますが、関東のホームセンターで山砂って見たことありますか?左官砂や川砂はどこでも見かけますが、山砂はないです。
その代用になるものが岩瀬砂で、これはジョイフル本田さんでしか見たことないんです。「いいもんあんじゃーん」なんて言いながら私たちも買うことがあります。是非お買い求めください。
それでは整地作業を開始します。まずは搬入です。
どのくらい使うかは計算してもその通りにならないのが整地です。今回の現場は16平米で約2cm上げ、で20k資材を25袋準備しました。(この量とは限らないので注意)
カッターで切り込み、岩瀬砂を撒きましょう!
トンボで均して、叩いて平らにしていきましょう!
トンボの柄の部分でパンパン地面を叩きます!これが転圧代わりになります。意外とキレイに仕上がります!均して叩くの繰り返し作業をします。
細かいところはコテやレンガで重心とともに叩いて締めましょう!
ここでしっかり平らにしておかないと、人工芝を敷いたのち凸凹にでなってしまう恐れがあります。ご注意ください。
叩いて固めることによって、施工後に人工芝が沈むのを防げます。柔らかいままほったらかすと、人工芝が沈んだり凸凹になったりします。
ある程度平らにならないと、水たまりができる原因にもなります。
また、岩瀬砂は水を含むと固く締まりやすい性質があるので、やりやすいと思います。
水締めともいいます。叩く回数を減らして楽して締めていきましょう!
※ただし、途中で作業をやめて「また来週にするべ」とかはやめてください。ものすごく硬くなってしまい、その後の工程がやりづらくなります。
雨水桝がある場合は、蓋の天端の高さギリギリまで岩瀬砂を入れてください。ギリギリまで入れないと・・・
・雨水桝にしっかりと水が流れないことで水たまりが出来やすくなる
・雨水枡が逆に目立つ
などの原因になるので注意してください。
下地が完成しました。
次は防草シートの工程なので、周りが汚くなっていたら、ほうきや水で掃除をしましょう!
今回はブロック塀に囲まれた敷地なので、汚くなることがなかったです。
防草シートを敷く
次に防草シートを敷き詰める作業になります。
防草シートは市販で安いものでも構いません。不安があれば高い商品を購入していただいても構いませんが、あくまで防草効果は「人工芝」でで見込むものです。防草シートにお金をかけるなら、人工芝でワイズターフD35のような高級商品を購入しましょう。
まずは仮敷きをします。あとからカットを入れます。
おおよそ5cmぐらい重ねて次の防草シートを敷き込みます。
重なった部分にU字ピンを打ち込みましょう。間隔は1mぐらいあけて打ち込みます。
余分に飛び出した防草シートをカットします。防草シートに折り込みを入れて、ハサミでカットしてください。
そんなに難しい作業ではありませんが、仮に失敗した場合は、また重ねてガムテープで押さえましょう。
終わりましたら、重ねた部分にガムテープ(カラーテープ)を貼りましょう。草の根っこが飛び出てこないように隙間を塞ぎましょう。
防草シートの敷き込み完成です。
人工芝を敷く
さていよいよ人工芝を敷き込みます。
図面を作成した際、人工芝サイズの割付けをしています。もう一度確認します。
赤ペンで書いてみました。このサイズに人工芝をカットしますが、10cmぐらい多め(余尺)にカットをしてください。ギリギリで切って足りなくなったということもあります。プロである私たちでもよくあることです。
このようにスケールで寸法を測ってそこに切り込みを入れます。そして、切る部分を裏返しにします。
カッターの刃を逆にして、ケガキ(印)を入れます。刃を逆にするのは人工芝を切れないようにする、そして見やすく印を入れるためです。上に刃が向くので手を切らないようにだけは注意してください。
定規は芝の植え込みラインに垂直になるように丁寧に慎重に合わせてケガキしましょう。ケガキがうまくいかない場合は、カラーペンでもOKです。
ケガキ跡に沿って人工芝をカットします。あまりに力が入るようであれば、切れ味が悪くなっているのでカッターの刃を交換しましょう。
コツ③
カッターの刃は途中で折ることが出来る
写真のように途中の部分は手で切断できます。無駄にカッターの刃も使いたくないので、切れなくなったら短くして使い、それでも切れなくなったら交換という風に、節約していきましょう!
カットした人工芝の横の生地を芝の植え込みギリギリまで切ります。耳切りともいいます。この部分をカットすることで継ぎ目を合わせやすくなります。必ず切ってください。
人工芝を仮敷きします。少し余裕があるはずなので、ギリギリとか狙わずに敷き込みましょう。敷き込んだら50cm間隔でU字ピンを打ち込みます。
コツ④
※U字ピンはそのまま打ち込むのではなく、芝の高さ以下まで打ち込んだ時に止めて、U字ピンが芝を抑え込むようにならないように芝をめくってからU字ピンを最後まで打ち込みます。
※U字ピンでしっかり固定することで、人工芝の位置がズレない様にします。大事な作業です。忘れずにしっかり行ってください。
人工芝を敷き終えたら、両面テープを「継ぎ目の下にテープが貼られている状態」に貼ってください。
コツ⑤
写真のようにテープの端材などを使って、貼ればズレません。
このまま浮き上がった状態でも見た目が敷物なので、人工芝端部の余尺のカットをします。直線であれば定規でまっすぐカット出来ますが、曲線などの時はケガキして焦らず慎重に合わせて切りましょう。
次に敷くサイズを確認し、最初の時と同様に人工芝をカットします。(この作業の繰り返しになります)
継ぎ目は約5mmほど間隔をあけるのがベストです。多少のずれはあるかもしれません。合わせたらズレない様に慎重にU字ピンを打ち込んで固定しましょう。
(コツ④)同じことの繰り返しです。
※U字ピンでしっかり固定することで、継ぎ目がズレない様にします。大事な作業です。忘れずにしっかり行ってください。
※ここでやってはいけないのが、基布が被った状態での継ぎ目です。離れすぎるのもダメですが、被るのはもっとダメです。写真のように段差になってみっともなくなりますので、注意してください。
(同じ工程です)
・焦らずゆっくり丁寧にカットしましょう。
・U字ピンは打ち込み過ぎないように力を抜いて打ちましょう。
・継ぎ目がズレていないかこまめにチェックしましょう。
人工芝の敷設加工が終わりましたら、U字ピンの固定です。まずは、継ぎ目の両面テープ上面を剥がして、人工芝同士をテープに落とします。
コツ⑥
写真のように片方の芝に養生テープを貼ることで、貼った側の人工芝を先に落として、貼っていない側の人工芝を落とすことで、下の両面テープに芝が貼りつかないようにする方法もあります。
人工芝の継ぎ目の両面テープ上面を剥がしたら、U字ピンを継ぎ目の両サイドの人工芝に打ち込むように50cm間隔で打ち込みましょう。
人工芝敷設作業の最後の工程になります。人工芝を敷設した人工芝の端部に50cm間隔でU字ピンを打ち込みましょう。
最後に硅砂を撒きます。5号がお勧めです。硅砂を撒く理由は、「乾燥収縮を防ぐ」「人工芝に重さを加えてめくれさせない」の2点が重要です。
1㎡あたり5kgぐらいがベストです。写真のように撒きます。一気にドバっと落とすのだけはやめてください。
写真のようにデッキブラシで硅砂を均してください。
最後に散水したら完成です。
人工芝でキレイなお庭が完成しました!
今回はDIY目的の簡素化した施工方法です。転圧機や路盤材、ブラッシングマシンを使わない手法なので、コスト削減も兼ねています。それでもやってみると疲れますので、その点はご了承ください。
そのため完成後の見た目は良くとも、以後の状態はプロの施工よりは劣る状態です。
小面積であればDIYにチャレンジするかプロに任せるかはお客様次第ですが、20平米以上であれば弊社のプロにお任せしたほうが推奨になります。
ご参考までに人工芝施工業者に関するベストな施工業者のサイトがこちらになります。
人工芝を貼る コンクリート編
人工芝を毎日のように整地から~人工芝施工まで一連の作業をこなすスタッフでも、下地がコンクリートであれば体力の消耗が低減されます。ただ、ここで申し上げることは下地がコンクリートであるということは、「透水性」は求められないという点です。勾配がついている、凹ついた箇所がないといった条件が必須になります。
では始めましょう!
下地の清掃
まずは、表面が汚いままでは設置することができたとしても、気分がよろしくないことになりますので、箒などでキレイにしましょう!余裕あれば高圧洗浄でキレイにすることもお勧めです!
接着剤の準備
下地と人工芝の接合部分となる接着剤は最も重要な資材になります。接着剤には多数のメーカーがありますが、「人工芝専用の接着剤」は限定されます。当社の場合は、下の写真のメーカーを使用しています。
どちらもウレタン系の接着剤です。当社でも(接着剤写真)につきましては、販売可能ですのでお問い合わせフォームからご連絡ください。
人工芝の仮敷き
人工芝を仮敷きします。接着せずに設置場所にずれないように、重石などを置くか、接着剤で固定してからカット加工とジョイント合わせをします。この点ではお庭編のU字ピンを使うか使わないかだけの違いなので、人工芝施工の共通概念となります。
継ぎ目と端部の接着
下地に直接接着を行わない場合は、プランターなどで重石替わりを設置することもやり方の1つになります。しかし、確実に接着する場合には接着剤にて固定することが推奨です。特に重要なのがジョイント部分となり、下地に付けようが付けまいが「一体化」するのに必要なジョイントシートという資材が必要になります。直接接着であれば要りません。人工芝と人工芝の間にシートを入れて、そのシートに接着剤を塗布することで人工芝同士を接合する1枚もの施工となります。ジョイントシートは下の写真の資材になります。
ジョイント部分は設置後に重石を置くか、押し込むようにローラーか足で圧をかけてください。
完成いたしました!
※コンクリート編につきましては、当社実績における施工写真を抜粋して場面ごとの写真をつけております。ご了承ください。