今、ご家庭で人工芝を敷こうと考えてるお客様!
人工芝について分からないことや疑問を解決することで、さらにより良い
ガーデニングライフを楽しむことができます♪
ここで、人工芝についての豆知識をお伝えしたいと思います!
人工芝のメンテナンス
人工芝をより綺麗に長持ちさせるためのメンテナンス方法や注意事項をご紹介します♪
メンテナンス方法
1.ブラッシング
デッキブラシ(ナイロン毛)で、ブラッシングして人工芝のパイルを立たせることによって、歩行頻度などにより使用頻度の高い
場所の倒伏してきた人工芝を、初期段階であれば、ブラッシングすることでパイルが起きてきます。
2.ゴミ・落ち葉などの除去
人工芝に落ちたゴミや落ち葉などは、ホウキやブロア(送風機)、掃除機等で集めて撤去してください。
3.土の除去
人工芝に土や砂が入り込むとクッション性が落ちますので、初期段階ですと、
デッキブラシやホウキで除去できますので、気になるようでしたら都度除去してください。
4.飲料水などの汚れ
人工芝内での飲食は大丈夫ですが、お酒やビール、ジュースなどの飲料水をこぼした場合は、水道水で洗い流してください。
そのまま放置しておくと、飲料の種類によっては、にちゃにちゃになる場合がありますのでご注意下さい。
洗い流す時は、水圧を高くせずにキリもしくはシャワー状にして洗浄してください。
5.揮発油の処理
人工芝上で油類、ガソリン等の取り扱いはご遠慮願います。万が一汚れた場合は、まず布で拭き取り、
その後、布に中性洗剤を含ませ、パイルについている油類を拭き取り、シャワー状にして水洗いしてください。
そして、自然乾燥させてください。
6.ペットなどの糞
人工芝の使用上の注意
1.狭い範囲での過重
人工芝のクッション性が損なわれる原因の一つに、狭い範囲での集中的な過重によるものがあります。
人工芝に跡が残った場合はブラッシングで症状を軽減することができます。(軽減する措置であって、復元することが不可能な場合もございます。)
突起物があるもの(椅子や折りたたみ机・テントの脚等)はご注意ください。
2.火気・高温による変質
タバコ・花火・焚き火など、人工芝の上で火気の発生する行為は、行わないでください。
高温を発生する機材(電源ケーブル等)を長時間設置する場合は、人工芝の変質の原因になる恐れがあるので、
断熱材等を使用して、人工芝に当たらないようにしてください。
3.車両走行はNG
ハンドルの切り返し、急発進、急ブレーキ等でパイルが折れたり擦り切れたりするので、基本的に車の乗り入れはオススメできません。
乗り入れたい場合は養生材を敷いてください。
4.排水に関して
大量の水を排水する場合は、直接、急激に排水を行わず、一箇所に集中しないように
分散させ時間をかけて排水してください。
人工芝が生まれた理由・歴史
わかりやすくお話ししていきます!
生まれたのは、アメリカ
人工芝が生まれたのは、1960年代のアメリカでした。
そして使われたのは、こちらも世界初の屋根付き球場の「アストロドーム」
この球場は、2005年、超大型ハリケーン・カトリーナが
アメリカを襲った時に避難所にもなった場所です。
こちらの球場は、オープン直後、他の球場同様、天然芝を使っていましたが、
天然芝を一年中緑に保つのが大変だと気付き、一気に人工芝にしたのです!
なんといっても、人工芝なら費用も手間も抑えられるので、結構一般的にも
知られたことですが、天然芝は、綺麗に保つのに手間とコストがかなりかかります。
そうして、「手間・暇かけずに緑が欲しい」というのが、人工芝が生まれた理由でした。
初期製品は課題が多かった!
その後、日本でも製品開発が行われ、日本製の人工芝が市場にも投入されたのですが、、
それを実際に使うスポーツ選手からは不評でした...
何故なのかというと、例えば、競技中にスライディングなどで
勢いよく人工芝に直に接触することがおきると、摩擦で火傷を負ったり、
それから、クッション性が低かったので、ひざや足腰への負担が大きく、
故障の原因になるとも指摘があり、問題が多かったのです。
登場!『ロングパイル人工芝』!
その後、これらの問題点を解決しようと、葉の素材や形状など、
様々な面で開発が進行して、下層部にゴムチップや砂を充填して、
クッション性や透水性を高めたものが、広く使用される様になりました。
それが、いわゆる「ロングパイル人工芝」です!
葉の長さを5~6cmまで長く改良された、人工芝が開発されると、
日本では初めて2002年に東京ドームで採用されました!
実は、人工芝を日本で初めて採用したのも、東京ドーム球場の
前身の後楽園球場でした。
「初」ということでかなり物珍しかったそうで、
人工芝を見るために多くの方が詰めかけたそうです。
そして、この東京ドームでの採用が一つのきっかけとなり、
国内の他の場所でも徐々に導入され始めました 。
主に大規模な競技場で採用されていきましたが、
最近では、幼稚園や学校、公園などでも導入されることが増えました。
そして、一般家庭のお庭に
ここ数年で一般家庭向けとしても、人工芝は拡がりを
見せています。
家庭向けで利用されている人工芝は、通称『リアル人工芝 』
と呼ばれています。
どの部分がリアルなのかというと、直球で「見た目」です!
色や形は、パッと見ただけでは人工芝と分からないほどです。
それから、芝の色や形だけでなく、葉の並び方や、
葉の密度も十分工夫されており、さらに、ベージュ色の枯れ葉まで根元
に入れてあります。
この枯れ葉は、人工芝自体にクッション性を持たせる意味もあります。
このようにして、人工芝は、今やいたるところで見かけるようになりました。
人工芝の選び方
人工芝の選び方についてです。
ご家庭のどこに敷くのか、どのくらいのスペースに敷くのかによって
選ぶ人工芝は違います。
それぞれの特徴を知って、ピッタリな人工芝を選びましょう!
人工芝の種類
人工芝には『ジョイントタイプ』と『ロールタイプ』の2種類があり、
これらにはメリット・デメリットがあります。
この2種類の違いを分かった上で選びましょう!
狭い場所には、簡単に設置できる『ジョイントタイプ』
この『ジョイントタイプ』は、ベランダやバルコニーなどの狭いスペースに敷きやすい
小さな四角形になっており、一枚一枚を繋げるだけで簡単に設置することが可能です。
デザインも敷石などと組み合わせることも出来るので、おしゃれに出来ちゃいます♪
スペースが広いなら、『ロールタイプ』がオススメ!
広いお庭に人工芝を敷きたい方は、『ロールタイプ』の人工芝がオススメです。
ジョイントタイプと比べて一度に広くカバーすることができ、
曲線のある場所にもぴったりフィット。
継ぎ目が少ないので、見た目がきれいなのが良いですね。
DIYで敷いたあとに、人工芝が浮くということがありますが、ご安心ください!
当社では、プロの施工マンが対応しますのでそのようなことはありません!
お客様のニーズに合わせた施工がモットーです。
パイルの長さで用途が変わる
人工芝の芝草状の部分を「パイル」と呼びます。
商品によってパイルの長さはさまざまですが、
人工芝をどのような目的で使いたいかによって、
最適な長さは異なりますので、チェックです。
寝転んだりパターゴルフをエンジョイ♪『ショートパイル』
寝転んでくつろぐ、ゴルフのパター練習用といった目的で敷かれる方は、
「ショートパイル」がオススメです!
10mm程度の短いパイルなのでメンテナンスがしやすく、設置しやすいのがメリットです。
ロングパイルより芝生内部に熱がこもりにくいため、夏でも涼しいです♪
ただし、丈が短いのでロングパイルと比べるとクッション性がなく、
激しい運動を目的として人工芝を敷く方には、あまり向いていません。
サッカーなど激しいスポーツに!クッション性抜群な『ロングパイル』
サッカーなどの激しいスポーツをする方には、「ロングパイル」をオススメしております!
芝生の長さが20mm以上あるので、フカフカな触り心地になっており、クッション性が高いのが特徴です。
転んでも怪我をしにくいので、小さなお子さまがいる家庭にもオススメです♪
特に運動目的でなくても、フカフカした踏み心地が好きな方にはとても人気が高いです。
ですが、芝の間に熱がこもりやすく、夏場に寝転んでくつろぐには向いていないので、ご注意ください!
外に設置するなら、高い耐久性があるもの!
屋外に人工芝を敷く場合では、風雨や紫外線の影響を受けるなどして、劣化は避けられません。
当店では耐久性の高い人工芝を選び、少しでも長くきれいな状態を保つように心がけております。
耐久性の高さ№1!「ポリエチレン製」
当社では、最も耐久性の高いものとして「ポリエチレン製」がオススメしております。
人工芝の素材は主に3種類ありまして、耐久性の高いものから順に並べると、
ポリエチレン・ポリプロピレン・ナイロンとなっています。
耐久性の優れている「ポリエチレン」は、柔軟性もあって、尚且つ耐摩耗性もある優れものです。
人工芝の上で激しく動き回ったりしても、すぐに芝が倒れてしまうということはありません。
中には「UVカット加工」されたものもあります!
「ポリプロピレン」はポリエチレンよりも耐久性は劣りますが、価格がお手頃なので初期費用を抑えたい場合に最適です。
「ナイロン」は紫外線による劣化が起こりやすいため、屋外の設置は避けたほうがよいです。
へたりにくいのは、密度が高い人工芝!
当社では密度が高いものを選んでおります!
何故かというと、芝数の多さも、耐久力に影響してしまうからです!
芝の数が少ないものは、歩き回るとすぐに芝が倒れてしまいます。
天然の芝は新しく生え変わることによって芝数を維持できますが、
人工芝だとそうはいかないのです。
リアルさを追求するなら「自然な色むら」があるもの!
本物の芝のようなリアルさを求めるのであれば、
『単色ではなく複数の色を使用している』
『生え方にムラがある』
といった点に注目してみましょう。
天然の芝には、枯れた草や色落ちした草が混じっており、生え方も均等ではありません。
リアルな人工芝は緑一色だけでなく、生え方にムラを作ったり、
さまざまな色を混ぜることで、天然の芝に似せています。
低価格帯の人工芝は、パッとみた見ただけで人工芝と分かります。
芝の密度も少なく、見た目がスカスカしていて、いかにも安物感があるものが多いです。
価格が上のものになればなるほど、本物の芝に似た見た目や、
ふわふわした触り心地に近づいていく傾向にあります。