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人工芝施工時に継ぎ目をキレイに仕上げるために気をつけたい5つのポイント

人工芝をDIYで敷く方が増えていますが、初心者がやりがちな失敗のひとつに、「人工芝の継ぎ目がきれいにできない」ということがあります。

ロールタイプの人工芝は幅1mまたは2mのものがほとんどで、庭の広さに応じてカットしたり、繋ぎ合わせたりしなくてはなりません。

継ぎ目が目立ってしまうと見た目が悪く、いかにも人工芝感が出てしまいます。

そこで、この記事では人工芝の継ぎ目をきれいに仕上げる方法をご紹介しますので、DIYで人工芝を敷いてみたい方はぜひ参考にしてください。

人工芝の継ぎ目。失敗するとどうなる?

人工芝の継ぎ目をきれいに仕上げたい、では継ぎ目を失敗するとはどんな状態になることなのでしょうか。

次の状態になってしまった場合、継ぎ目を失敗していると言えます。

・人工芝と人工芝の間に隙間が空いている
・人工芝同士が重なって盛り上がっている
・同じ人工芝を使っているのに色味が違って見える

このように失敗してしまったときに起こる弊害は何なのか、ご紹介します。

見た目が悪く、人工芝だとわかりやすい

天然芝と見間違えるようなリアルな人工芝を使っても、敷き方次第で一目で人工芝だとわかってしまいます。

隙間が空いていたり、重なって盛り上がっていたり、ここから違うシートを使っているとわかってしまうとがっかりしてしまいますね。

綺麗な芝生を目指すなら敷き方に気を付けなければなりません。

また、盛り上がっている場所に躓いて転倒するリスクも高くなるので、安全面にも問題が生じます。

隙間から雑草が生えてくる

地面にピッタリと人工芝を敷かないと、隙間から雑草が生えてきてしまいます。

そうなると除草の手間がかかりますし、芝生の隙間から雑草がぴょんぴょん生えているのは見た目も悪くなってしまいますよね、、

また、雑草は害虫を呼び寄せる原因にもなります。

きれいに仕上げるために気を付けたいポイント5つ

継ぎ目を目立たせず、きれいに仕上げるにはコツがあります。

敷き方のポイントは次の5つ。

・ポイント1:人工芝の仮敷きをする
・ポイント2:芝目の向きを揃える
・ポイント3:人工芝の耳を切る
・ポイント4:継ぎ目はジョイントテープで固定する
・ポイント5:整地作業をしっかり行う

詳しくポイント1つひとつについて解説していきます。

ポイント1:人工芝の耳を切る

人工芝の耳とは、芝の端のことです。

裏面を見てみると縫い目があるのがわかりますが、端の方に縫い目が無い部分があると思いますが、その部分が耳です。

耳が付いたままだときれいに敷くことができないので、この部分はカットしてしまいます。

※なるべく縫い目ぎりぎりまで切るのがコツです!

ハサミよりもカッターのほうがうまく切れるので、試してみてください。

ポイント2:人工芝の仮敷きをする

いきなり人工芝を敷き始めるのではなく、大体の位置を把握するために仮敷きを行うのも良いでしょう。

整地作業、防草シートを敷いた後、実際に敷く位置に人工芝を広げます。

実際に人工芝を広げてみることで芝の長さを調節する他にも、しわを伸ばすことが可能となりますよ!

しわが残ったまま人工芝を敷いてしまうと、芝が浮いてしまったり継ぎ目が目立ったりする原因になります。しわを伸ばすには芝の端を2か所釘で固定して、反対側から引っ張るのがコツ。

しわが伸びたら釘を抜いて完了です。

ポイント3:芝目の向きを揃える

人工芝には芝目というものが存在します。

裏面を見ると良く分かりますが、人工芝は一方方向に傾斜して芝が生えています。

芝が倒れている方向が違うだけで色味も変わってくるので、もし反対方向に敷いてしまうと、シートの切り替え部分が一目でわかってしまうのです。

隣り合う人工芝の芝目を揃えることで、継ぎ目が目立たなく、見た目もきれいに仕上がりますよ!

長さだけに気をとらわれず、仮敷きの際に芝目も確認しておきましょう。

ポイント4:継ぎ目はジョイントテープで固定する

人工芝を繋ぎ合わせる用のジョイントテープを使用することで、あらかじめ人工芝同士をつなげることができ、浮いたりずれたりすることを防げます。

ジョイントテープは両面テープ状になっているので、まず片方の人工芝の端部分が、テープの中央にくるようにして接着します。

この際、芝部分を巻き込まないように養生テープで保護しておくと良いでしょう。

次にもう片方の人工芝を、基布が重ならないように貼ります。

隙間が空きすぎても良くないので2~3mmを目安にしましょう。

これで継ぎ目をつなげることができました。

ただし、テープはあくまで補助的な役割なので、人工芝を固定するピンを継ぎ目にも打ち込みましょう。

仕上げにデッキブラシでブラッシングして馴染ませれば完了です。

ポイント5:整地作業をしっかり行う

人工芝を敷く前の作業、整地作業も継ぎ目を目立たせないためには重要です。

下地がでこぼこしていると、芝をまっすぐ敷くことができないため、浮いてしまったりして継ぎ目が大きく目立ってしまいますから、きちんと転圧して地面を平らに固めましょう。

整地作業は人工芝施工の際、様々な面で重要になってくるので、手を抜かないことをおすすめします。

人工芝をきれいに仕上げることで長持ちもできる!

人工芝の継ぎ目をきれいに仕上げる方法をご紹介しました。

今回ご紹介した方法の他にも、毛足が長い人工芝を使用すること、芝の密度が高いものを使用することもおすすめです。

また、これらの人工芝は長持ちする傾向もあるので、総合的におすすめできます。

見た目が良いだけでなく、正しく施工することは人工芝の耐久性にも関わりますから、苦労して施工した人工芝を長持ちさせるためにも、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。

>>人工芝DIYの完全ガイドはこちら

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