人工芝の知るべきデメリット

ワイズターフのような人工芝は本物そっくりで天然芝と見分けがつかないほどリアルになっております。
好きなところにすぐ設置でき、天然芝のように芝刈りやエアレーションなどの面倒なメンテナンスが不要とあって、人工芝の人気が高まるのもうなずけます。

このようにいいことずくめに見える人工芝ですが、一方で全くデメリットがないわけではありません。把握しておきたい人工芝のデメリットについてご紹介させていただきます。

日当たりや季節を問わず、常に青々とした芝生が広がる風景を提供できる人工芝ですが、季節感がない所が難点でもあります。特に冬季は違和感があり、どうしても人工的なイメージがぬぐえません。秋冬の庭では、日差しが弱く、木々が落葉し紅葉しているにも関わらず、芝生だけはずっと夏のグリーンのままなのは確かに違和感があると思います。

メンテナンスがないとはいえ、お掃除は面倒な仕事でもあります。天然芝などの自然物があふれるお庭であれば気にならない落ち葉や花びらであっても、人工芝では目立ってしまいがちになります。ゴミや落ち葉はどちらにせゆ溜まる傾向にあるので、ほうきで掃く程度の簡単な掃除ですむとはいえ、人によっては面倒に感じてしまいます。また、ほったらかせば人工芝の中に落ち葉カスが入り込んで腐葉土となり、そこから雑草が生えてしまうこともあります。

最近の人工芝需要の伸長からか、いろいろな会社が人工芝の販売に力を入れるようになりました。低コストの人工芝も多く見かけますが、初期低コストは天然芝にはかないません。

何しろ天然芝の場合、１平米あたりのコストは1000円前後です。リアル人工芝の場合、1平米あたりのコストは2500円前後と2.5倍になります。

人工芝を敷こうとしている場所の下地の状況が悪い場合、地面をならして転圧するなどの整地が必要不可欠です。天然芝でも実際は整地が必要ではありますが、その下地材料に差があり、業者に依頼するとさらに天然芝以上のコストがかかるわけです。人工芝を取り入れるにあたってのコスト差は大きな壁となります。
しかし、天然芝は芝生の庭をやめない限り、ランニングコストが付いて回ります。やらなければ、ぼうぼうに雑草荒れ地状態になるか、枯れ果てるだけで。雨の少ない時期の水やりにかかる水道代や、除草剤や肥料など、その費用は意外とバカになりません。やらなければ、ぼうぼうに雑草荒れ地状態になるか、枯れ果てるだけです。
一方人工芝は、その後のコストはほぼないです。天然芝が無理と判断し、人工芝に張り替えるコストは相当な費用となります。

生きている天然芝はとても丈夫な植物です。きちんと必要な手入れを継続することさえできれば、いつまでも美しさを保つ可能性が極めて高くなります。
一方で人工芝は、いつかは経年劣化によって交換が必要となる時期がやってきます。
その際に必要となるのは新しく人工芝を購入し、設置する費用だけではありません。古い人工芝の撤去作業や処分についても費用が掛かります。未来のことですから、どのような人工芝が登場しているかは解らないこともあります。

真夏の炎天下では70℃位まで熱くなります。日陰なら全然気にならない熱さですが、炎天下部分の表面温度上昇は間逃れることのできない人工芝最大のデメリットです。お子様を安全に遊ばせたいという目的で、人工芝を庭に敷くこともお考えだと思います。人工芝は化学繊維、すなわち石油系素材からできているたも、どうしても日差しの熱を吸収して熱を持ってしまいます。太陽の力は目玉焼きを作るレベルですから、相当な熱量です。
また、お庭で楽しみたいのがバーベキューや花火ではないでしょうか。人工芝のお庭は、熱や炎によって溶けてしまうので注意が必要です。バーベキューの炭が落ちたり、花火などの火の粉が飛んでしまった場合、溶けて交換するのも面倒なデメリットになります。

表面温度には散水対策、火気には厳禁対策するなど、行動の抑制がかかる事項があるのも人工芝のデメリットとなりますが、お客様が「納得」「理解」があれば、解決する価値観となり、ワイズヴェルデも価値の共有をお願いすることができます。

人工芝のデメリットをまとめました。これらは事実であり、価値の共有が大事なんです。それをひん曲げる業者は、高品質だから対処出来るとか、表面温度抑制できるとか、実態は本当に知らない経験浅い業者か、メリットしか言わないいい顔業者には、くれぐれもお気をつけてください。

お庭に人工芝ならワイズヴェルデ