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人工芝の景観を損なわないようにするには?

結論としては、「使用しなければしないほど寿命が延びる」「紫外線の影響を受けないほど寿命が延びる」が答えになります。

しかし、せっかく設置した人工芝を「ただの観賞だけ」では・・・となる方もいると思います。少しでもメンテナンスをすることで「景観維持」をする最低限の知識は入れておきましょう。

天然の芝は水やりや芝刈り、エアレーションなど定期的なメンテナンスが必要(夏季は特に)ですが、人工芝なら一年中枯れることもなく、青々とした芝の庭を楽しむことができます。季節感がないのは仕方ないことだと思ってください。そこで押さえておく知識は人工芝の耐久性。人工芝の耐用年数(耐久年数)や、長持ちさせるための日頃のメンテナンスが気になりますよね。人工芝をより長く綺麗なまま保つためには何をすればよいのか?実際はどのくらい持たせられるのか?

庭などに使用される景観用の人工芝は、砂やゴムチップを充填しないノンサンド人工芝です。ですから、一部他社が言う、本来は珪砂を入れなくてはいけないというのはおかしいんです。 パイルは短いものから長いものまであるので、用途によって選ぶとよいでしょうけど、30mm以下は炎天下の熱に負けて収縮して、隙間だらけになる可能性が高いので気を付けましょう。
景観用の人工芝は、基盤になる下地(PP)と芝葉パイル(PE)で構成され、雨が降っても水がたまらないように下地には水はけ用の穴が10cmおきにあります。
しかし人工芝に水はけ用の穴があっても、貼る場所の水はけが悪ければ意味がありません。人工芝を貼る場所の水はけを良くすることが肝心です。水はけが悪いと、害虫やカビの発生の原因ともなってしまいます。特に風通しの悪い場所は湿気がたまりやすいので、人工芝を貼る前に対処することが必要です。

DIYで出来ること

人工芝を砕石路盤のない土の上に貼る場合、普段雨が降ったときなど水たまりができる箇所がないかチェックしましょう。地盤が固かったり、水がなかなか染み込まない粘土質の土は、水たまりができやすいと言えます。その要因はズバリ、「低いところに集まるから」だけなんです。いわゆる「水道」をつくられるからなんです。だから勾配を付けた平滑な整地が必要になるんです。それでもしっかり土を締めるのはなかなかできないことです。

水はけの良くする人工芝の工法とは

【暗渠排水】

砂利や穴の開いている暗渠パイプを地中に埋め、土に染み込んだ水を枡に排水させる方法です。土を30~50cmぐらい掘って、勾配をつけながら排水路をつくります。さらに透水シートと暗渠パイプを埋めることで、より確実に排水させることができます。

【表面路盤で勾配をつける】
庭にたまる雨水は、90%が表面排水で雨水桝や側溝などに排水されます。人工芝を土に貼る場合は地面を固く踏み固めるので、雨水の浸透性も悪くなります。そこで、地面に勾配を付け、表面の水が雨水枡や側溝に流れるようにします。つまり、人工芝の下地レベルが雨水枡の天端まで上がることになります。上げなければ一時的に水が溜まる可能性があります。

ほとんどのお庭では表面路盤を採用しています。

【コンクリートの上に人工芝を敷く場合】
コンクリートを施工する場合は、必ず水勾配をつけます。素人ではほぼできない施工ですから、ここはプロのお任せする方がいいです。排水のために傾斜は通常2~3%くらいつけていくはずです。一部に水たまりができてしまうようであれば、コンクリートを打設し直す必要がありますね。その際の人工芝は、透水は必要ないので、そのまま接着剤で貼り付けるせこうとなります。

人工芝の耐久性は一般的に10年と言われていますが、近年では性能も高くなり10年以上もつ人工芝もたくさんあります。値段が安いものより高いものの方が、長く持つとは限りませんから、しっかりサンプルを確認しましょう!

交換時期は?

  • 紫外線劣化による変色が見られる。
  • 芝が擦り切れてしまったり、細くなってきている
  • カール状になり、起立が戻らない。
  • 収縮により継ぎ目が広がった。

人工芝は、天然芝のような日頃の手入れ(メンテナンス)がほぼないです。それでも紫外線により変色したり、細くなったりしての劣化は避けられません。そのため、数年で貼り替えが必要な場所もあります。

人工芝の屋外での耐用年数(耐久年数)は平均して10年程度と言われていますが、中には2年程度で劣化したりしてしまう場合があり、品質や機能性、使用環境や敷く場所によっても耐用年数は変わります。

人工芝は天然芝のように枯れることは無く、一年中青々としていて美しさをキープしてくれます。そのかわり季節感はありません。面倒な手間や時間もほぼ必要ありません。人工芝の耐用年数を知り、用途・目的に合わせて検討し、より長く人工芝を楽しむことを推奨しています。

近年の人工芝の耐久性・耐候性は、かなり優れています。約12年前に国内でも高耐久・高品質の人工芝が初めて認知されてから、年々需要が伸びています。耐久性に優れ、より長持ちする高品質なものを選んだ方が、結果、コストパフォーマンスの向上に繋がるからです。
抗菌・抗UVなど機能性に優れたものもあるようですが、その効能が10年とは限りませんので、高いから品質がいいというわけではないのです。また、基布にウレタンコーティングを施した丈夫なものもあるようですが、現実は「伸縮が激しく継ぎ目が広がった」「異常にたわんでいる」「静電気がひどい」というクレームもあります。つまり、乾燥しやすいからその反面のデメリットがあるんです。そういう時に、「しっかりアナウンスできる業者」「こういうことが起きるかもしれないというアナウンス」こそが「現場で培われた知識」であり、苦い経験をしてきた人工芝専門業者なのです。

「仕入れ方法」「施工経験」こそが「販売者としての責務」とワイズヴェルデは考えています。

https://wiseverde.jp/shinnen

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