憧れの庭付き一軒家、でも庭の手入れって何をすればいいのだろう…。
こうした疑問をお持ちの方に向けて、今回は庭の手入れのやらなければいけないことをご紹介していきます。
面倒な手入れを楽にする方法もご紹介しますので、気になる方は是非最後までご一読ください。
庭の手入れと言っても、具体的に何をすればいいのでしょうか。
ここでは一般的な庭の手入れについて紹介します。
庭の手入れの基本は雑草を抜くことです。
雑草を放置しておくと、どんどん根を張り雑草が生い茂ってしまいます。
そうなってしまうと引き抜くのも困難で、簡単には雑草抜きできなくなってしまうことも…。
また、ぼうぼうと雑草が生えていると、見た目が悪いだけでなく、日当たりも悪くなり、虫が発生する原因にもなります。
落ち葉を放置していると、雨どいや排水溝に落ち葉が詰まってしまい、水が流れなくなってしまいます。
水が流れないということは、雨の日には水があふれてしまって水たまりを作る他、ゲリラ豪雨になった場合は道路を冠水させてしまうことに繋がります。
また、風が落ち葉をまき散らし、ご近所の迷惑になってしまうことも。
さらには、落ち葉の下は日当たりが悪く湿度も高いため、虫にとってはとても居心地が良い場所になってしまいます。
虫の発生源になるため、落ち葉は早めに片付けるようにしましょう。
ミカン、梅、ハナミズキ、オリーブ、キンモクセイ、イチョウ、松、これらは庭に植えるのに人気の庭木ですが、全て剪定が必要になります。
剪定とは、不要な枝を除去して樹形を整えることです。
伸びすぎた枝を切る事で全体の形を整え、木が大きくなりすぎるのを防ぎ、隣のお宅まで枝が延びないように調整します。
また、枝を間引いてあげることで養分を木全体に行きわたらせ、日当たりや風通しも良くしてあげることで、木にとっても成長しやすい環境を作ってあげられます。
庭にタイルやコンクリート舗装をしている場合、こちらの掃除も必要になってきます。
タイルやコンクリートは黒ずんだり、苔が生えたりするので、それを落とすためにブラシ等でこすって落とします。
ブラシで落ちない場合は高圧洗浄機を使うのも良いでしょう。
苔を放置しておくと滑って転んで危険なので、早めの対策が必要です。
庭の手入れにあたって必要な道具をご紹介します。
ねじり鎌とは柄に対して刃がねじれた形をしている鎌です。
低い背の雑草を取るのに便利で、雑草の根に葉を引っかけ地面ごと削り取るようにして使うことで、効率的に雑草取りができます。
スコップも、根っこごと雑草を抜き取るときに便利です。
スコップは雑草抜きの他にガーデニングにも使えるので、1本あると庭いじりに役立ちます。
掃除をするにはやっぱりホウキが必要です。
様々なホウキがありますが、庭掃除におすすめなのは竹ぼうきです。
普通のホウキだと庭の砂や土まですくってしまうので、落ち葉掃除には向きません。
ベーシックな昔ながらの竹ぼうきが一本あると便利です。
熊手は竹ぼうきよりも落ち葉を集めるのに適しています。
庭が広い方、落ち葉が多い方は熊手もあると便利です。
集めた落ち葉を集めるのにはチリトリが必要です。
造園業で使用する道具で、大きなチリトリをテミと言いますが、テミがあると作業効率が上がります。
強い風が吹き出して、落ち葉を一カ所に集めることが出来る道具です。
物によっては掃除機のように吸い込むことができるので、そのまま落ち葉を集めることが出来て便利です。
コードレスタイプだと、なお快適に掃除ができるでしょう。
タイルやコンクリートをこすって掃除するために使用します。
汚れが軽ければデッキブラシだけで十分でしょう。
タイルやコンクリートの汚れがひどくなった場合に使用します。
高圧洗浄機で撫でるように掃除すれば簡単に汚れや苔が落ちますが、あまり強すぎると削れてしまうことがあるので注意です。
庭の手入れが何なのか、手入れに必要な道具についても説明しましたが、意外と量が多く面倒だと感じませんか?
面倒だと感じた方は以下の方法で庭手入れの手間を無くすことができます。
雑草防止として砂利を敷く方法です。
必要なのは基本的に砂利だけですが、防草シートもあるとなお良いでしょう。
この2つはホームセンターですぐ購入できるので、今回ご紹介している中でもすぐに出来て効果も期待できます。
ただし見た目が砂利なので、あまりよくないという点と、転ぶと危ないので子供がいるご家庭にはあまり向かないのが難点です。
そうした場合は玉砂利を使うと安全性が増します。
また、歩くと音がするので防犯にも効果的。
レンガも庭の雑草対策になります。
砂利と違って平らになるので、車輪が付いたもの(自転車やキャリーケースなど)を運びやすいというのがメリット。
デザイン性が高いので、道になる部分だけレンガにし、他は砂利にする、というのも手ですね。
レンガはDIYでもでき、味のある出来栄えになるのでおすすめです。
人工芝は人工的に作られた芝生を地面に敷くことになります。
雑草が生えてこず、見た目は本物の芝生と相違ないので美しく、ふかふかなので転んでも安全です。
人工芝はホームセンターにも売られているのでDIYも可能です。
ドッグランとして使用するのも良いでしょう。
見た目を自然に近づけたいが手入れや虫は嫌、という方におすすめです。
庭の手入れを業者に頼んでしまうのも一つの手です。
剪定・雑草対策などを定期的に業者に依頼すれば管理が楽です。
ただし、毎年ずっとやってもらうには料金がかさむため、将来的には砂利やレンガ、人工芝などに変更することでコスト削減につながります。
庭の手入れに空いて解説してきましたが、雑草対策には人工芝がおすすめです。
本物の芝生のように見えるのに手入れ無しで7~10年は維持が可能です(人工芝の耐候年数によります)。
砂利やレンガも良いですが、芝生を組み合わせるともっと素敵になると思いませんか。
もちろん人工芝だけの庭も映えるのでおすすめです。
フカフカの手触りなので、小さなお子様が転んでもケガをしにくく安全性も高いのがメリット。
雑草対策、庭の手入れが面倒、という方は人工芝を検討されてはいかがでしょうか。