20~30代の方にこそガテン系の仕事がおすすめです!
一見キツそうに思えますが、給与面や、将来のスキルを考えると、若い人こそ向いている職種なんです。
若いうちはたくさん稼いでおきたいもの。
実は、同年代の別職種と比べて、ガテン系の仕事はお給料が良い傾向にあります。
今回は20~30代にオススメのガテン系の仕事を、給与や身に付くスキルを重視して選んでみました。
ガテン系に興味がある方、将来に活かせるスキルを身に着けたい方、就職・転職先に悩んでいる方は参考にしてみてください!
ガテン系の仕事ってどんなイメージがあるでしょうか。
埃まみれで、汗だくになって働くことを想像する方が多いと思いますが、給与面について考えたことはありますか?
ガテン系の仕事は危険な作業と隣合わせのことも多く、資格が必要な場合も多いです。
資格が必要な仕事は、ガテン系に関わらずプロとしての技術を問われるので、一般職よりも給与が高くなる傾向があります。
「資格が必要なら就職・転職先には向いていないんじゃ?」と思われるでしょうが、多くの現場は無資格から職人を育てようとしているので、転職時に資格を持っていなくても、転職後に資格を取らせてくれるところが多く、将来的なスキルを培うことができるのです。
しかも、若い方ほど体力があるのでガテン系の職場では重宝されています。
・ガテン系の仕事は体力が必要
・体力がある20~30代は重宝される
・ガテン系職場は資格取得の設備が整っている
・資格取得で給料も高め
・将来に向けてスキルを磨ける
20~30代におすすめのガテン系の仕事を7個厳選しました。
給与面や将来性もばっちりなので、どれが自分に合っているか確認しながら読んでみてください。
人工芝職人はまだ一般的にあまり、知られていない職業だと思います。
本物に見えるリアル人工芝を、サッカーグラウンドや保育園・商業施設に敷く仕事です。
実は、コロナ禍で家で過ごす時間が増えた今、お庭で気軽に遊べるようにと、自宅に施工する方が増えているのです。
人工芝には雑草を抑制する効果もあるので、実用性もあって見た目も良い、自宅の庭やベランダでも遠出した気分になれて一石二鳥のアイテムです。
犬を飼っている方もドッグラン用として導入していますし、ゴルフ用の人工芝もあるので、自宅でゴルフの練習をしたい方からも注文を受けています。
今、人工芝業界は大きな盛り上がりを見せているのです。
また、人工芝は敷いたら7~8年後に敷き替えを行わなくてならないので、長期ユーザーも獲得できます。
今注目されているといっても、まだまだニッチな分野で将来性が高いので、今後独立しても、しっかりと利益を上げられるでしょう。
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人工芝を敷くのに明確な資格は必要ありませんが(一応、「人工芝施工技能士資格」というものがありますが民間資格です)、技術が伴っていないと当然お客様からクレームを受けます。
人工芝を綺麗に、それでいて機能を最大限に引き出せるような施工技術は、実際に働いてみないと取得できるものではありません。
人工芝施工は専門でやっている会社もあれば、メインの仕事とは別に人工芝施工サービスを提供しているところもあります。
造園、エクステリア、外構工事などの会社が多いです。
こうした会社で働けば造園・外構工事のスキルも身に付きますし、人工芝専門企業でもショベルカーなどの小型車両系建設機械は使用するので、もしスキルを活かして別の仕事に転職したいと思っても無駄にはなりません。
ニッチな職業なので、給与面に関する明確なデータはありませんが、造園業者や外構工事会社も人工芝施工を請け負っていることもあることから、造園業と土木作業員の平均年収を参考にしてみました。
厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」(以下※1とする)によれば、造園業の平均年収は344.1万円、土木作業員は396.1万円とあるので、大体344万円~396万円だとわかります。
求人サイトなどで人工芝施工会社の給与待遇を見るともう少し高いので、おそらく実際の年収はもう少し上がってくると思います。
近年、ネットで簡単に買い物が出来る時代になりました。
加えてコロナ禍による外出控えでネットショッピングが主流となりつつあります。
そこで、大活躍しているのがトラック運転手です。
ざっくり分けて、荷物を倉庫からお客様へ届けるBtoCの仕事と、港や倉庫からまた別の倉庫に移動するBtoBの仕事がありますが、今後流通が衰退することはまずありえないため、どちらの仕事も減る事はないでしょう。
よって、今後の安定性はかなり高いですし、現在も求人は多数出ています。
一方で長距離運行や深夜運行も多く、健康管理がしっかりできていないと続けられない仕事でもあります。
トラック運転手といっても運転する車は多岐に渡ります。
大型、中型、準中型、牽引の免許は持っていると即戦力になりますが、入社してから取得を目指してもいい会社もあります。
また、貨物の積み下ろしにフォークリフトの免許が必要になってきます。
他には、高圧ガスの輸送に高圧ガス移動監視者の資格、危険物を輸送する場合は危険物取扱者の資格が必要です。
今後、運送系や倉庫系で活かせるスキルが欲しい場合は向いているでしょう。
もし、独立を目指す場合はトラックを自前で用意しなくてはなりません。
車検費用や燃料代などの経費が高くなるので、その分稼がないといけません。
トラック運転手からバスやタクシーの運転手に転向したい場合は、二種免許が必要なので注意です。
トラック運転手の平均年収は463.2万円(※1)です。
平均は高いですが、ばらつきがあり、距離や運ぶ荷物によっても金額が変わってきます。
また、深夜手当や時間外手当によって年収が高くなっているので、健康管理が出来て体力がある人ほど給与が高くなります。
土木作業員の仕事は、大型建設機械では対応できない細かい作業を人力で行う仕事です。
例えば、道路の建設や河川の治水、土地造成などの公共工事から、建設における堀削や盛土、コンクリートの打ち込みなどがあります。
道路・トンネル・マンション・ビルなどには欠かせない人員ですが、季節労働者や日雇い作業員も多く、若者人気が低いため作業者の高齢化が進んでいます。
そのため、貴重な若手はどこの現場でも引っ張りだこ状態です。
立ち作業や反復作業が多いことから体力と持久力が欠かせません。
地味で汚れることも多い仕事ですが、大きなビルや道路などを作る際には欠かせない仕事であり、大きい仕事に関われたという達成感が大きいです。
入職に関して資格は必要ありませんが、高度な技術が必要な作業にはそれぞれ資格が無いといけません。
例えば、軽量ブルドーザーや小型クレーン車を運転するには特別教習が必要ですし、ガス溶接や玉掛作業には一定の技能講習が必要です。
将来的には現場監督になるか、開業して自分の会社を持つか、他の仕事に転職するかの3択です。
土木作業員の平均年収は396.1万円(※1)です。
資格を取得すればスキルを活かして平均よりも高い年収を目指せるでしょう。
工期が決まっているので早出や残業、夜勤、休日出勤することもあり、時間外手当を多く貰えます。
年末年始やお盆は長めの休みを取るケースが多いです。
大工は主に木造住宅の新築や増改築、構造施工の中核的な作業を行う仕事です。
最近では鉄骨造や鉄筋コンクリートの住宅が増えていますが、それでも内部には木質系の素材を使用するので、加工・組み立て・取付けを行います。
ノコギリ・カンナなど伝統的な道具を使いこなすことはもちろん、電動道具や加工機具の使い方やプラスチックなど木造以外の建築資材にも通用していなければなりません。
「将来、自分の家を建てたい」と思っている人には、最も近道な仕事です。
資格は特に要りませんが、職業訓練校で訓練を行った後就職するか、直接大工の親方に弟子入りするかの2択で大工になります。
木造住宅の設計や工事管理をするには「2級建築士」や「木造建築士」の資格が必要で、親方の多くが所有しています。
また、独立した大工はほとんどが工務店の経営者となるので、工事を管理していくための知識や、人を指揮する能力も必要です。
大工の平均年収は405.5万円(※1)です。
平均なので、建設業の専門職に比べると少し低めです。
ですが、将来的に自分で家を建てることが出来るというのは夢がありますね。
内装業は建物の室内を居住空間にするため、床・天井・壁など内装の仕上げを行う仕事です。
内装工の多くは、床仕上げ工、鋼製下地組立工、ボード貼り工、壁装工などの専門領域に分かれて作業していますが、これら様々な作業を一人でこなせる多能工を目指す人も多いです。
建物の用途やオーダーによって扱う材料が異なってきますが、建築基準法や消防法などによっても施工方法を変えなくてはいけません。
土木作業員や大工のように建物の建設には関われませんが、人が住めるように内装を変えていくのは目に見えてわかりやすく、綺麗になった室内を見るのは楽しいでしょう。
また、リノベーションやリフォームといった内装だけ変える仕事も多いので、建築業よりも仕事の幅が広いのが特徴です。
「内装仕上げ施工技能士」「1級・2級建築施工管理技士」「一級・二級建築士」といった資格を持っていると役に立ちますが、最初は無くても大丈夫です。
いずれも国家資格で難易度が高いですが、実務経験が必要なので働きだしてから取得するのが好ましいです。
将来的に管理者になるなら取っておきたい資格です。
内装業の平均年収は431.7万円(※1)です。
新築物件だけでなく、リフォームやリノベーションでの工事数が多いことや、専門分野に特化した会社が多いことが理由として挙げられます。
例えば、壁紙貼り専門なら、1件壁紙を貼ったらまた次の現場へ、とたくさん壁紙作業だけこなしていけばいいので、道具や材料費を節約しつつ数をこなせるのでその分給与も上がります。
また、独立して自営業として働く人も多いので、平均年収が高くなっています。
配管工とは私たちの生活に欠かせない給水管・排水管・ガス管といったライフラインの配管工事を行う仕事です。
また、冷暖房装置の空調配管工事も行います。
壊れた部品やパイプを交換・修理したり、パイプを加工するのが主な仕事ですが、どこが壊れているのが調査するために圧力計を観察したり、図面を読むことも必要です。
排水溝の詰まりを直すのも配管工の仕事です。
就職時に資格は必要ありませんが、働きながら「配管技能士」や「給水装置工事主任技術」を取得すると技術の証明になります。
溶接作業を行うための「ガス溶接技能者」や消火栓設備の配管に関連する「消防設備士」の資格を取得すると仕事の幅が広がるので、より様々な仕事を経験したい人におすすめです。
図面を読み取って実際の配管に適応する能力と、配管に係る法律の基本的な事項を身に着けて置く必要があります。
配管工の平均年収は471.2万円(※1)です。
建設工事現場で働く場合は、建物の工事が終わると別現場に行くため、職場を転々とすることになります。
機械化や新しい工法のおかげで、昔よりも配管作業に伴う身体的負担は軽減されています。
水道管の老朽化や耐震化の遅れを改善する対策として2018年に水道法の改正が成立しました。
それに伴い、各地方自治体等が水道管の代替工事等を発注する件数が増加しているので、今後配管工の需要はさらに増加すると見込まれています。
電気工事士は変電設備・分電盤の据え付けや配線・コンセントや照明器具の取り付けなど、電気を利用するための設備の工事を行う仕事です。
エアコンの取り付けも行います。
新築建物の電気工事はもちろんですが、夏にはエアコンの取り付け作業がピークを迎えます。
「電気工事士」の資格が必要ですが、第一種と第二種があり、それぞれ従事できる業務の範囲が定められています。
より多くの作業をしたいなら一種の取得を目指しましょう。
高いところでの作業が多いので、脚立上でも問題なく作業できる平衡感覚が優れている人が向いています。
また、電気設備を取り扱うため、手先が器用で慎重な人が求められます。
電気工事士の平均年収は511.3万円(※1)です。
建築物の大型化、高層化が進んでいることで、1つの現場に対しての作業量が多いこと、省力化、省エネルギー化で電気機器の交換が増えていることから仕事は多い傾向にあります。
また、管理の自動化など複雑で高度な技術が必要なので、電気工事士の給与は高い傾向にあります。
給与が良くてスキルが身につく、ガテン系の仕事を7つ厳選してご紹介しました。
若いうちにこうした仕事についておくと、将来に役立つスキルを磨けて、独立も夢では、ありません。
また、給与もいいので将来に向けて貯蓄したり、若いうちしか経験出来ないことも沢山できちゃいます。
「ガテン系で稼ぎたい!」という方は是非今回の記事を参考にしてみて下さい!