施工前の人工芝は長方形をしています。
だからといって、四角い単調なお庭にしかならないという訳ではありません。
おしゃれなお庭にオススメなのが、部分的に人工芝を使うことです。
レンガやウッドデッキなどと組み合わせたり、曲線に切り取って使ったりすることで、とっても綺麗で素敵なお庭になるのです。
今回は、お庭や屋上の一部分に人工芝を施工した事例や、一部に施工するメリットやデメリットなどについてご紹介します。
もちろんすでにお庭が完成していて、敷く場所が限られているという方にもおすすめの使い方なので、参考にしてみてください。
お庭や屋上の一部にだけ人工芝を施工している例をご紹介します。
引用元:https://roomclip.jp/photo/clpi
玄関の入り口に人工芝を施工した例。
本物の土で出来た花壇は、雨の日に水溜まりや土はねがしますが、人工芝ならその心配がありません。
人工芝の上に植木鉢を置くことでガーデニングも楽しめますね。
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レンガ、小石で出来た玄関アプローチ。
レンガ以外の場所に人工芝を敷いています。
カーブする小道が可愛いですね。
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駐車場のアクセントとして人工芝を使用している例です。
コンクリートだけでは殺風景ですが、人工芝を使うことで優しい印象になります。
人工芝はコンクリートにも施工できるので、天然芝を諦めてしまった方におすすめです。
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駐車場の目地に人工芝を施工する例です。
こちらではコンクリートの周りをぐるっと人工芝で囲っていますが、目地だけに施工しても十分印象がありますよ。
芝生が枯れないので、あまりお手入れ出来ない方にもおすすめ。
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ウッドデッキがメインのお庭の例です。
人工芝なら雑草も生えないのでお手入れ不要、上でプール遊びをしてもOK。
なにより足が汚れないので、軽く体を拭けばすぐに家に入れるのが便利です。
お子様がいるご家庭では憧れのお庭ですね。
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ガーデニングスペースを確保して人工芝を敷いている施工例です。
人工芝を敷いてしまうとガーデニングは出来なくなってしまいますが、事前にスペースを確保しておくことで可能です。
雑草が生えなくなるので、草むしりをしたくない場所だけ人工芝を敷いて、残りのスペースでガーデニングを楽しむのもおすすめです。
引用元:https://roomclip.jp/photo/d676
こちらはガーデニングスペースを確保して、子供が遊ぶ場所に人工芝を施工した例。
砂場も確保しているので、楽しみながら汚れる場所を最小限にすることもできます。
人工芝はクッション性が高いので、子供が転んでもケガをしにくいです。
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タイルがメインのお庭。
余ったスペースに人工芝を敷くと一気におしゃれ感が増しますね。
白いフェンスとも合って、素敵な欧米スタイルに。
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レンガと人工芝のお庭です。
植木鉢で本物の草木を育てることで、人工芝が本物の芝生に見えますね。
狭いスペースでも、レンガと組み合わせることで一層おしゃれなお庭に。
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屋上テラスに人工芝を敷いた例です。
一面に敷かなくても、ちょっと芝があるだけで爽やかな空間になります。
殺風景な屋上も人工芝があるだけでおしゃれになりますね。
人工芝を一部にだけ施工すると得られるメリットの1つが、デザイン性の高いお庭を作ることができるという点です。
人工芝だけのお庭も素敵ですが、単調になってしまいがちです。
そこで、レンガや石、本物の草木やウッドデッキなどを組み合わせることで、複雑で面白いお庭にすることができます。
子供の遊具を用意すれば遊びがいのある庭になりますし、ライトを活用すれば、夜には大人っぽい雰囲気を演出することも可能です。
また、必要な人工芝が少ない分、施工費用や材料費が少なくて済むというのも大きなメリットでしょう。
人工芝の相場価格は1平米あたり2,000円~4,500円です。
30平米のお庭いっぱいに人工芝を敷こうとした場合、相場価格で考えると、60,000円~135,000円もかかってしまいます。
コンクリートの上に敷く場合は特に何も必要なく、人工芝費用だけなので安く済むのです。
面積が少ないと施工が楽、というのもメリットです。
人工芝を敷く前に、地面を整地・転圧したりする必要があるのですが、その手間を減らすことができるので、DIYで施工する場合はグッと作業が楽になります。
一部分にだけ人工芝を敷いた場合のデメリットは、他の人工芝を敷いていない場所をどうするかを考えなければいけないという点と、そこに費用がかかるという点です。
ガーデニングスペースとしてそのままにしておく分には大丈夫ですが、レンガなどを組み合わせる場合は、そちらの材料・施工費用が必要になります。
例えばレンガを敷く場合、かかる費用は1平米あたり12,600円~20,000円です。
モルタルなどが必要になったり、こだわりすぎると人工芝を施工するよりも技術や手間がかかってしまう可能性があるのです。
このように、全面に人工芝をDIYで敷く場合と比べて、かえって費用がかかってしまう可能性があるというのは大きなデメリットの1つでしょう。
また、全面人工芝の場合に比べて、「手入れ」に時間と手間がかかってしまうのもデメリットです。
例えば、人工芝以外の場所でガーデニングをする場合などは、そのスペースには日光が当たるため雑草が生えてしまいます。
ガーデニングに雑草はつきものですのでこまめに抜かなければなりません。
人工芝はこういった手入れがいらないというのが大きなメリットですが、一部を人工芝にした場合には、人工芝以外の部分の手入れの手間がかかってしまうということも認識しておきましょう。
人工芝を一部だけ施工する場合は、施工業者に依頼するよりも自分でDIYしたほうがお得です。
なぜなら、狭いスペースであればDIYでも十分綺麗に仕上げることが可能だからです。
人工芝の施工は整地作業と言って、最初に地面の凸凹を均して転圧して固める、という作業があります。
そのため、庭全体など広いスペースを施工する場合、業者に依頼した方が仕上がりが綺麗で確実性が高いと言えます。
しかし、庭の1部など狭いスペースの場合は、DIYでも綺麗に敷ける可能性が高いので、おすすめです。
人工芝DIYの手順
STEP1:草むしり、除草
STEP2:凸凹を無くすため真砂土を追加
STEP3:コテやレンガで転圧
STEP4:防草シートを敷く
STEP5:人工芝を敷いて完成!
もし、人工芝の施工スペースが庭全体など広い場合には、DIYで綺麗に敷くことは難しいので、無理せずに業者にお任せしましょう。
人工芝に水たまりは厳禁なのですが、DIYで広範囲を施工する場合は上手くいかずに水たまりが出来てしまうことがあるのです。
また、人工芝は見た目よりずっと重いものです。
人工芝施工は重労働なので、広範囲の場合は無理せずに人工芝施工業者に依頼しましょう。
また、デザイン性が高いお庭を作りたい場合も、業者への依頼がおすすめです。
素人が施工するよりもはるかに綺麗な庭に仕上がりますし、その後の手入れなども考えた工夫も凝らしてくれます。
デザイン性が高いお庭にしたい場合も業者に依頼をしましょう。
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人工芝を一部だけ施工する施工例と、メリット・デメリットをご紹介しました。
おしゃれなお庭にしたいなら人工芝の一部使いは良いアクセントになるでしょう。
緑があるだけで見た目が華やかになりますし、本物の植物を組み合わせることでよりリアルさが増します。
また、レンガと組み合わせると可愛らしい印象になりますし、コンクリートの上なら爽やかな空間にしてくれます。
予算に余裕があるなら、合わせ方は無限大なので、理想のお庭をデザインしてみましょう。
また、狭い空間ならDIYでも綺麗に敷ける可能性があるので、DIY好きであれば挑戦してみるのも良いですね。