ホームセンターでも購入できるアイリスオーヤマの人工芝。
手軽に購入できて値段もお手頃ですが、機能はどのようなものでしょうか。
今回は、アイリスオーヤマの人工芝に関してレビューしていきます。
商品ラインナップや耐用年数もご紹介するので、気になる方は参考にしてみてください。
アイリスオーヤマの人工芝は、防草シートが必要ない「リアル防草人工芝」と一般的な「リアル人工芝」の2種類です。
一般的な人工芝には防草機能はないため、人工芝の下に防草シートを敷く必要があります。
一方、「リアル防草人工芝」は防草シート一体型になっている人工芝なので、防草シートを用意する必要がありません。
排水穴から雑草が生えないように、穴は小さめに作られているので、水はけがどうなっているのかは疑問があります。
「リアル人工芝」は防草機能がついていない、一般的な人工芝になります。
どちらも幅1m×長さ1m~20m、幅2m×長さ2m~15m、幅3m×長さ3~10mのサイズが用意してあるので、自宅の庭にピッタリなものが見つかるでしょう。
多くの人工芝が、1m×10mや2m×10mの人工芝を切って施工しますが、幅3mもある人工芝があれば、コンパクトなお庭は人工芝をカットする必要がないかもしれません。
気にある値段ですが、1×10mの人工芝を対象にすると、「リアル防草人工芝」は16,570円(税込)、「リアル人工芝」は7,980円(税込)です。
リアル人工芝はかなりお手頃な値段だとわかります。
アイリスオーヤマの人工芝の特徴を紹介していきます。
アイリスオーヤマの人工芝の素材はポリエチレンとポリプロピレンの混合です。
人工芝の素材の中で、ポリプロピレンは硬く優れた耐久性を持ちますが高価であるというデメリットがあります。
ポリエチレンはポリプロピレンよりは柔らかく、耐久性も劣りますが、価格が抑えられるというメリットがあります。
2種類の素材を混合することで、クッション性を出しつつも手触りは柔らかいという独特の質感を出しつつ、価格を抑えることが可能です。
また、芝丈30mmということで、こちらもクッション性を出しつつも芝が寝ない硬さを維持できる長さになっています。
芝葉はストレートグリーン、ウェーブグリーン、ウェーブオータムといった3つのタイプの葉をミックスさせています。
ストレートの芝葉だけでなく、ウェーブさせた芝葉を混ぜることによって、自然な風合いでコシがあり、クッション性に優れた仕上がりになるのです。
芝葉は特殊なつや消し加工をされているので、不自然な光の反射を抑えています。
保証というのは技術力に自信があるから行われるものです。
アイリスオーヤマの人工芝には退色1年の保証がついています。
芝葉にはUVカットを施してあり、紫外線による色褪せや劣化を軽減できるようになっています。
15年の耐候試験も実施されており、紫外線を当て続けても変退色はありませんでした。
紫外線に強い人工芝であることが分かります。
アイリスオーヤマの人工芝はシート裏面に防カビ加工がされています。
人工芝は一度敷いたら裏返すことはないので、シートの裏面を確認することができません。
地面と直接当たる部分なので、カビやすいのではないかと心配になる方もいらっしゃるでしょう。
防カビ機能付きなら安心ですし、お子様やペットが寝転んでも安心できますね。
多くの人工芝が輸入品ですが、アイリスオーヤマの人工芝は安心の国内製です。
東日本大震災で被害に遭った地域の復旧・復興を目的に、アイリスオーヤマは福島県南相馬市にアイリスプロダクトを設立しました。
人工芝はアイリスプロダクト南相馬工場にて生産されています。
国内製で安心のアイリスオーヤマの人工芝ですが、安全性はさらに厳しいEU基準の試験を行っています。
EUで人の健康や環境の保護等を目的に化学物質の管理をする機関「REACH」で厳しい審査を行い、安全性が認められています。
試験対象の化学物質全173項目が未検出という結果を持っています。
有害物質規制法に基づいた試験を行い、ホルムアルデヒドが未検出であることも確認されているので、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。
ハサミやカッターで簡単に加工することが可能です。
人工芝によっては裏面が硬く、大き目のカッターでなければカットすることができないことがあります。
一方で、アイリスオーヤマの人工芝はハサミでもカットできるということで、雨水桝に沿って丸くくり抜く作業も簡単にできます。
また、リアル防草人工芝の場合は、防草シートをカットする手間もないので、施工が楽です。
アイリスオーヤマの人工芝の耐用年数は5~10年ということでした。
使い方によって耐用年数が大きく変わるようです。
長持ちする人工芝は耐用年数が10年なので、アイリスオーヤマも同じだけ長持ちするかというのは微妙なところです。
耐用年数5年だと見込んだ方が良いでしょう。
実際にアイリスオーヤマの人工芝を使った方の口コミをご紹介します。
雑草にうんざりしていたところ、こちらの商品にたどり着きました。ハサミだと大変でしたが、カッターに持ち替えたらめちゃめちゃ簡単にカットできました。防草シートが付いているので敷くのが本当に楽でした。
A.Aさん
防草シートと兼用出来、芝が長すぎないものを探していたところこちらを見つけました。いい意味で薄かったのでハサミで切ったりする調節がしやすかったです。庭の雰囲気が明るくおしゃれになり、手間も少なく人工芝を敷くことが出来ました。
K.Sさん
防草シートが一体となっているので楽ちんでした。端や芝の継ぎ目はご愛敬ですが、土の庭よりだいぶおしゃれです。芝の中に枯れた感じの芝が入っているからか、かなりリアルな人工芝です。水を撒いたら本物の芝に見間違えそうです。
H.Iさん
2×10mを2巻購入して、1つは芝がしっかり立っている状態でしたが、もう1つは芝が完全に倒れていて、プラほうきなどを使って立たせようとしましたがうまく立たず、倒れたままになっています。
M.Iさん
発色が良くピンも目立たずきれいな仕上がりで満足したのですが、春になったら継ぎ目でもない部分からスギナが生えてきましたやはり防草シートを使った方がいいですね。
R.Kさん
ハサミで本当に切れるのかと皆さんと同じことを思いましたが、なんとか切れます。なので芝生は薄いです。下は細かい砂・砂利ですが、少しのへこみなども足で感じます。レジャーシートまでとは言いませんが、イメージそんな感じです。
K.Iさん
アイリスオーヤマの人工芝は国内生産で安心できます。
一方で、耐用年数は5~10年と大きく幅があり、上手く使えなかった場合、たった5年しか持ちません。
値段はお手頃なのでコスパ的には良いかもしれませんね。
防草シート一体型という宣伝ですが、口コミではスギナが生えてきたという報告がありました。
確実に雑草を抑えたいなら防草シートは使った方が良いかもしれません。
その他の人工芝おすすめメーカーはを知りたい方は「品質で選ぶ!人工芝のおすすめメーカー(製品)7選」を参考にしてみてください。