何より安くて買いやすいタンスのゲンの人工芝。
楽天ではデイリー1位を獲得しています。
しかし、安くて人気なのはわかりますが、機能面はどうなのでしょうか。
今回はタンスのゲンの人工芝について、耐用年数や水はけなどについてレビューしていきます。
タンスのゲン人工芝の特徴をご紹介します。
商品ラインナップは20mmのロール、35mmのロール、防炎加工のロール、ジョイント式のものがありますが、今回は20mmのロールについて詳しく見ていきます。
今回解説していく商品は芝丈20mmのものです。
芝丈20mmとは、リアル人工芝の中では短い部類で、刈りたての芝生くらいの長さです。
大体20mmから5mm刻みで長くなり、40mmくらいだと長いほうになります。
芝丈が長ければ長いほどクッション性が増しますが、芝が寝やすいというデメリットがあります。
一方で、タンスのゲンの人工芝は芝丈20mmと短めで、芝が立ちやすいものになっています。
芝が立ちやすいということは、良い見た目が長く続くということです。
また、芝にゴミや落ち葉が入り込まないのでお手入れが楽々、ワンちゃんの爪も芝に引っ掛かることがないのでドッグランにも向いています。
お庭に庭木が植えてあるという方は、人工芝は落ち葉を分解できないので、落ち葉の掃除をしなくてはいけません。
芝丈が長いとぱりぱりになった落ち葉が芝生に入り込んでしまうことがあります。
そうすると、排水穴が詰まって水はけが悪くなってしまいます。
こまめな掃除が必要ですが、芝丈が短いと落ち葉を集めるのも楽です。
庭木が植えてある方や、人工芝を衛生的に保ちたい方は短めの芝生が向いています。
タンスのゲンの人工芝の芝目付数は47万本と高密度です。
実はタンスのゲンには芝丈35mmの商品も用意されているのですが、そちらの芝目付数は44万本と少し少なくなっています。
20mmの芝目間隔は縦7mm、横9mm、芝の植毛数はひと縫い28本です。
密度と厚みが増えることによってクッション性が増し、リアルでフカフカな自然な見た目になっています。
また、芝丈はクッション性につながります。
長ければ長いほどフカフカになりますが、芝丈20mmだと少し物足りないかもしれません。
芝丈の短さを補うのは密度で、芝丈だけでなく密度が高ければクッション性も増すのです。
そのため、高密度であればあるほどクッション性が増して、ワンちゃんの足腰に優しい芝生になります。
タンスのゲンの人工芝は、「夏色」「ナチュラルグリーン」「春・秋色」の3カラー用意されており、それぞれ3〜4種類のパイルがミックスされています。
「夏色」はストレートグリーンが25%、ストレートライトグリーンが25%、パーマグリーンが50%の配合です。
グリーンが強めで生き生きとしたフレッシュな色合いですが、緑が強すぎて夏以外では浮いてしまうかもしれません。
「ナチュラルグリーン」はストレートナチュラルグリーン、ストレートイエローグリーン、パーマグリーン、パーマベージュがそれぞれ25%ずつ配合されています。
ベージュ系のパイルを使用することで青みが抑えられた優しい色合いになっています。
「春・秋色」はストレートライトグリーン、ストレートイエローグリーン、パーマグリーン、パーマベージュがそれぞれ25%ずつ配合されています。
ストレートナチュラルグリーンがストレートライトグリーンに置き換わったのですが、ナチュラルよりも黄色みが抑えられて青々とした芝生になっています。
人工芝では複数のパイルをミックスさせてリアル度を増すのはよくあることです。
よりリアルな見た目を求めるなら、4色ミックスの「ナチュラルグリーン」か「春・秋色」を選ぶのがおすすめします。
3色ともつや消し加工がされているので変にギラギラ光る事はありませんが、芝形がストレートなので、反射は多少するでしょう。
人工芝は庭にずっと敷かれることになるので、日光をずっと浴びることになります。
そこで心配になるのが人工芝の日焼けです。
プラスチックも紫外線を浴び続けるとボロボロになってしまいますが、人工芝でも同じように劣化してしまう恐れがあるのです。
タンスのゲンの人工芝は耐UV材を芝に入れることで長持ちする仕様になっているのが特徴です。
UV-A耐久試験は5000時間クリアしています。
この耐UV加工によって色褪せを5~8年まで防ぐことが可能です。
また、人工芝が植えられている部分を基布と言いますが、タンスのゲンの人工芝は基布の下にラテックスというゴムの層を固めた構造になっています。
こうすることで芝が抜けにくく、耐久力が増しています。
REACHという欧州連合の化学物質を管理するEU議会において、225項目に合格しています。
また、シックハウス症候群を引き起こす7つの原因物質の試験を実施して、全ての基準に合格しています。
安全と言った面ではEU基準の厳しい審査を受けているので、お子様やペットのいるご家庭でも安全に使用することが出来ます。
具体的な耐用年数の記載はありませんでしたが、色褪せを5~8年防ぐことができるという記載がありました。
長持ちする人工芝は10年ほどなので、そういったものに比べると少し劣ります。
使い方次第では5年ということで、敷き直しの時期が早いですね。
裏面には10cm置きに排水穴が付けられています。
人工芝は大体10cm前後くらいの間隔で排水穴が空いていればきちんと水が流れるため、10cmおきに排水穴が開けられているタンスのゲンの人工芝は水はけが良いと言えます。
タンスのゲンには35mmの人工芝もあります。
35mmの人工芝の芝形はC型なのですが、20mmの芝形は平型です。
20mmの人工芝は高密度ではありますが、芝形が平型ということで、芝が寝やすくなっています。
耐用性が高い人工芝が欲しい場合、35mmの商品の方が優れている可能性があります。
実際に使用した方の口コミを集めました。
周りの山や木々とも調和してとても良い長めになりました、子供が遊ぶのにも転んで痛くないのでとても喜んでおります。
K.Dさん
雑草対策に敷いてみました。カッターで簡単に開口出来ましたし、見栄えも良くなりました。値段も手ごろでした。
T.Aさん
毛足の長さもちょうどよく、色も自然なライトグリーンで目に優しいです。芝目を中にして巻いてくれているので施工しやすく、ハサミでカットできます。
H.Iさん
臭いがちょっときつかったです・・・。臭いが気にならなくなるまで1ヵ月かかりました。また、カットしたところがボロボロになります。
N.Nさん
ベランダ用に購入しました。材質は少し薄目で、ホームセンターの一番安いのと比べると少し質は落ちます。緑の色も濃いです。
K.Dさん
写真で取ると良いのですが、同じ1ロール内でも色味が違うためツギハギ感が出てしまいました。
N.Oさん
タンスのゲンの人工芝について紹介してきました。
安くて人気の人工芝ですが、なかなか高機能であることがわかりました。
ただし、厚みは少し薄めということで、クッション性については疑問に残ります。
耐候年数も5~8年ということで、値段相応なのではないでしょうか。
耐用性があまりなくてもいいから安い人工芝を試してみたい、という方にはおすすめです。
その他の人工芝おすすめメーカーを知りたい方は「品質で選ぶ!人工芝のおすすめメーカー(製品)7選」を参考にしてみてください。