手軽に自然を感じられるため人気の人工芝。
コロナ禍で出かけられない今、ベランダに人工芝を敷いてベランピングを楽しむ人も増えています。
そんな人工芝ですが、ジョイントタイプとロールタイプがあることはご存知ですか?
ベランダなど限られたスペースに敷く場合、ジョイントタイプの人工芝が活躍します。
この記事ではジョイントタイプの人工芝がどんなケースにおすすめなのか、また、1部のおすすめの製品もご紹介します。
是非、参考にしてみてください!
人工芝はジョイントタイプとロールタイプの2種類に分けられます。
それぞれに特徴があるのでご紹介します。
ジョイントタイプの人工芝とは、製品によって多少異なりますが、主に30㎝×30㎝の大きさの人工芝です。
広さに合わせて、ジョイントタイプの人工芝を継ぎ足して使用します。
一枚ずつ足すことができるので、限られたスペースしかない場合にはジョイントタイプの人工芝が活躍します。
製品によってはカラーのものもあり、敷石やウッドパネルと組み合わせてデザインを楽しむこともできます。
ロールタイプの人工芝は、一枚の大きな人工芝がロール状になっているもので、広い場所一面に人工芝を敷くことができるので、庭などに向いています。
また、ジョイントタイプのように継ぎ目が目立たないので景観も良いです。
ただし、汚してしまった場合には、ジョイントタイプのように一枚だけ交換するということができないので、日頃の手入れは多少必要です。
ジョイントタイプの人工芝は次のような場所に向いています。
●ベランダなどの狭いスペース
●湿気が高い場所
●汚しやすい場所
こういった場所に人工芝を敷く場合はジョイントタイプが向いています。
何故おすすめなのか、それぞれ詳しく説明していきます。
ジョイントタイプの人工芝はロールタイプの人工芝と比べて、一枚当たりの大きさが小さく、継ぎ足して利用できるので狭いスペースに向いています。
ベランダや玄関はロールタイプの人工芝と大きさが合わないので、必然的にジョイントタイプを利用することになると思います。
製品によってはハサミで切ることもできるので、隙間なく敷き詰めることも可能です。
ロールタイプもハサミで切れる製品はありますが、大きな人工芝を切るのは大変ですし、切り口が曲がりやすいので見た目も悪くなりがちです。
狭い場所にジョイントタイプを利用すれば、労力も少なく、見た目もきれいに敷くことができます。
ロールタイプの人工芝はマットタイプが主流ですが、ジョイントタイプの人工芝はマットの下部分に土台がついているものが多いです。
地面との間に隙間ができるため水はけがよく、カビにくいです。
プロが人工芝を設置する場合、地面の水はけを良くする加工をしますが、DIYではそこまでできる方はあまりいらっしゃらないと思いますし、ベランダや屋上の水はけを良くするのは素人には難しいです。
その点、ジョイントタイプは水はけが良いので、湿気の高い場所でもカビの心配も少なく、手軽に芝を楽しむことができます。
ジョイントタイプの人工芝は複数枚を繋ぎ合わせて利用します。
もし汚してしまっても、汚れたマットだけを外して水洗いすることが可能です。
バーベキューなどで落ちない汚れがついてしまった場合や、たばこの火で穴が空いてしまった場合でも、その1枚だけ交換すれば良いので非常に経済的です。
汚しやすい場所ではジョイントタイプの人工芝を利用することをおすすめします。
ここからはジョイントタイプ人工芝のおすすめ製品をご紹介します。
こだわりごとに製品を分けているので、ぜひ参考にしてください。
最近では人工芝でも本物に近いリアルな製品が販売されています。
いかにも人工的な芝よりも、見た目重視なら次の製品がおすすめです。
マットの下に土台がついているため水はけも良いです。
【タンスのゲン】人工芝マットは4色のパイルを使用しているため、自然な芝感に仕上がっています。
ジョイント部も目立ちにくいため、マット同士のつなぎ目がきれいに見えます。
ウッドパネルや大理石、各種パーツが揃っているので、ジョイントしてデザインを楽しむことが可能。
ハサミでカットすることができるので、隙間なく敷き詰められます。
価格 | 8,480(27枚/1枚あたり約314円) |
リアルさ | 〇 |
水はけ | 〇(土台あり) |
【タカショー】敷くだけ人工芝は、長めのパイルでふかふかの人工芝です。
リアルな質感だけでなく、クッション性も高いので素足でも気持ちよく、お子さまが遊ぶのにおすすめ。
抗菌加工、水洗い可能なので衛生面でも安心です。
価格 | ¥898 |
リアルさ | 〇 |
水はけ | 〇(土台あり) |
水はけの良さなど、機能性を求めるなら次の人工芝がおすすめです。
リアルな芝とは違いますが、水はけが良いため植木鉢の下に敷いたり、玄関にも向いています。
【テラモト】ユニットターフC型は、水はけが良くクッション性が高い人工芝です。
帯電防止剤・耐候剤入りで耐久性が高く、屋上や玄関、通路など人が良く通る場所でも長持ちします。
価格 | ¥426 |
リアルさ | × |
水はけ | 〇 |
こちらの製品も水はけが良く、耐久性が高い人工芝です。
落ち着いたオリーブグリーンなので、原色の緑ではインテリアに合わないと悩んでいる方におすすめ。
グレーやセピア色などのカラーバリエーションも豊富にそろっています。
価格 | ¥390 |
リアルさ | × |
水はけ | 〇 |
人工芝はピンからキリです。
高いものもあれば、100円で買える製品もあります。
人工芝を使ってみたいけどどんな感じがまずは試してみたい、という方はこちらの製品から試してみると良いでしょう。
なんと税込み価格108円と、100均で買うよりも安い人工芝です。
緑だけでなく、インテリアに馴染みやすいグレーもあります。
とにかく安いので、屋上など広範囲に敷く場合におすすめです。
価格 | ¥108 |
リアルさ | × |
水はけ | 〇 |
100円ショップのダイソーで購入できる人工芝です。
芝の密度が高く、クッション性があります。
最近この人工芝が、赤ちゃんの侵入防止に役立つと話題になっています。
大人は平気でも、赤ちゃんにとってはチクチク痛いため侵入できないんだそう。
クッション性があると言えど、チクチク感はあります。
価格 | ¥110 |
リアルさ | × |
水はけ | 〇 |
100円ショップのセリアで購入できる水はけの良い人工芝。
安くてリアルな人工芝を求めているなら、これが最安値でしょう。
商品名に「水はけが良い」とありますが、土台があるわけでなくマットに穴が空いているだけなので、ベランダなどに直で敷くのはおすすめしません。
ジョイント式でなくマットタイプなので風で飛ばされる心配もあります。
価格 | ¥110 |
リアルさ | ○ |
水はけ | × |
ジョイントタイプの人工芝が向いているケースと、おすすめの製品をご紹介しました。
ロールタイプと異なり、ジョイントタイプは1枚ずつ使用できるので、デザインを自由に楽しみたい人には良いかもしれませんね。
ベランダなど限られたスペースに敷く他にも、室内での敷設にも良いでしょう。