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中古の人工芝購入はあり?購入時に留意したい6つのポイント

「庭やベランダに人工芝を敷きたい」と思い、ホームセンターへ行ったのはいいものの、「意外と高かった……」なんて経験はありませんか?

人工芝の値段相場は1㎡あたり2,000~4,500円です。

もし、20㎡の庭全体に人工芝を敷こうとした場合、単純計算で40,000~90,000円もかかってしまうことになります。

そんな時、人工芝に限らず、安く購入したいと考えた場合に検討するのが中古品の購入。

今回は、中古の人工芝の購入時に注意したい6つのポイントを、「そもそも人工芝の中古購入はアリなのか?」という点と合わせて詳しく解説します。

中古人工芝がそもそも購入できるのか?

結論から言えば、中古人工芝は購入可能です。

しかし、中古の人工芝のみを取り扱う専門店というのは少なく、ジモティーやメルカリ・総合中古販売ショップなどで行われる中古人工芝の譲渡・販売が主流です。

中古人工芝の購入はありなのか?

「中古人工芝の購入はアリかナシか」については、正直なところ判断が難しいところです。

なぜなら、中古品であっても未使用品なら状態も良く、使用するのになんら問題がないからです。

ただし、保管の期間が長すぎると色味が変わってくることもありますし、保管状況によっても人工芝は劣化します。

また、使用済みの人工芝に関しては、確実に新品よりは品質が劣っています。

それが許容範囲なレベルなのかどうかを素人目線で判断をするのは難しいため、人工芝施工会社としては中古人工芝の購入は、正直おすすめできません。

「失敗してもいいから、安い中古商品を使いたい」という方は、後述のポイントに気を付けて購入されると良いでしょう。

中古人工芝を購入するメリット

何と言っても安いことが中古人工芝の最大のメリットです。

価格相場よりも値段を抑えることで、広い範囲に人工芝を使いたいという方は格安で人工芝を敷くことができます。

また、本来以外の使い方、例えばインテリアにちょっとだけ使いたいなんて場合は、1m×1mも必要ないので、切れ端を中古品として購入できるのは嬉しいポイントですね。

中古人工芝を購入するデメリット

「人工芝の劣化具合が許容範囲なのかどうか素人目線では判断が難しい」ということが最大のデメリットです。

通常、人工芝の耐久年数は7~8年と言われていますが、施工や製品によっては10年以上持つものがあります。

中古人工芝を購入しても、それが何年使われてきたものなのか、これから先何年持つかが分からない上、見た目も満足できるものかわかりません。

普通に人工芝を施工した時に得られる「お手入れ無しで美しい庭を10年近く維持できる」というメリットを得られないのがデメリットと言えるでしょう

中古人工芝購入の際に注意するポイント

中古人工芝を購入する際に注意するポイントをこれから6つご紹介しますが、できれば中古品を購入する前に、まず人工芝施工会社に予算を伝えて、その予算内に収められないか相談することをおすすめします。

人工芝のグレードを下げることで予算内に収められる可能性もあるので、まずはすぐ中古品に手を出すのではなく、業者に予算を相談した方が良いと言えます。

どうしても中古品を購入せざるを得ない場合は、次のポイントを重視して失敗覚悟で購入してみましょう。

ポイント1:劣化具合

購入しようとしている人工芝の劣化具合を確認しましょう。

人工芝の耐用年数は7~8年と言われているので、購入しようとしている人工芝が一体何年ぐらい使われてきたものなのか確認します。

未使用品であっても、保管状況によっては色褪せが発生していることもあります。

可能であれば現物を見てから購入するようにしましょう。

ネット上のやり取りだけで購入する場合は、写真をたくさん撮ってもらったり、いつ購入したものなのかを確認してください。

ポイント2:価格

中古品ということですから、通常よりも安くなくては損をしてしまいます。

付けられている値段が適正価格なのか、元の人工芝の価格と比較して、中古相応に値引きされているかをチェックしましょう。

人工芝の価格相場は1㎡あたり2,000円~4,500円です。

商品によって上下しますので、どこの人工芝なのかチェックしてネットで料金を確認しましょう。

ポイント3:販売業者が適切か?

販売業者が適切なのかチェックしておきましょう。

メルカリやヤフオクでは出品者の評価を確認することが可能です。

中古人工芝に限らず、こうした評価は買い物をする際の指針となります。

また、これまで何を出品しているのかも確認することができるので、人工芝の出品が極端に少ない場合は保存状況などに不安が残ります。

できる限り人工芝の扱いに慣れている販売業者・出品者から購入するようにしましょう。

ポイント4:専門的な質問を投げかけて回答できるか?

専門的な質問を投げかけて回答できるかどうか、も信用できる販売業者・出品者かどうかを見分ける方法の1つです。

例えば、人工芝は芝が高密度であればフカフカの手触りで強度も上がると言われています。

その高密度かどうかを判断する材料が芝目付数です。

販売業者に人工芝の芝目付数を確認して、答えられないようなのであれば、人工芝にそれほど詳しくない業者ということになります。

他にも専門的な質問をいくつかしてみて、回答できるかどうか、を確認すると良いでしょう。

ポイント5:どこでかつて使われていた人工芝なのか?

そもそもどこで使われていたものかを確認しましょう。

観賞用として使われていたものなら、見た目も良い状態で残っているでしょうし、逆にサッカー場などのスポーツ施設で使われていたものなら劣化は激しいと考えられます。

どこで、どれだけの期間使われていたかは非常に重要です。

スポーツ施設などで使われていた人工芝は購入しない方が無難です。

ポイント6:そもそも、自分で人工芝を敷ける技術と知識があるのか?

そもそも自身が、DIYで人工芝を敷ける技術と知識があるかどうか、も中古品購入において重要なポイントです。

ネットで知識を得ていたとしても、実際にやってみると意外と作業が細かく、精密です。

しかも広い面積になればなるほど技術が必要になってきます。

人工芝を綺麗に敷くためには、単に敷くだけではなく、下地を整えるところから始めなくてはいけません。

それだけの覚悟・知識・技術があれば、人工芝を中古で購入しても問題はないと言えます。

中古人工芝が購入できるところはどこか?

地元に根差した地域のネットフリーマーケット「ジモティー」では無料で人工芝を配布している方がいます。

また、ネットオークションの「ヤフオク」や、「メルカリ」でも中古人工芝は販売されています。

中古人工芝を購入する前に人工芝施工業者に相談しよう!

人工芝の中古購入はアリなのか、について、中古人工芝の購入時に注意したい6つのポイントと一緒に解説してきました。

人工芝施工会社としては、中古人工芝はなるべく避けて欲しいと考えています。

中古人工芝の購入はエコではありますが、DIYで施工した後、満足できる見た目になるのか、何年保たせることが出来るのか保証できないからです。

予算が少ない場合、人工芝のグレードを落として施工会社に依頼する、という手もあります。

まずは中古品に手を出さず、信頼できる人工芝施工会社にご相談ください。

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