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人工芝は雪が積もってもOK!好ましい除雪の方法も紹介

見栄えも良く手入れが少ないことが魅力の人工芝。

一年中青々とした芝を楽しめますが、もちろん冬でも外に出しっぱなしになります。

そうした時に気になるのが「人工芝に雪が積もっても大丈夫なの?」ということではないでしょうか。

特に豪雪地帯にお住まいの方は、お庭の除雪も難しいため人工芝が悪くならないか心配ですよね。

結論から言えば人工芝は雪が積もっても大丈夫です。

ただ、除雪する際にはコツがあるので、今回ご紹介したいと思います。

人工芝は雪が降ってもOK!数センチの積雪なら問題なし

人工芝は敷物ですが、カーペットのように敷いたり仕舞ったりはできないもの。

雨の日も雪の日も外に出しっぱなしになりますが、そうしたことを想定したうえで作られているためかなり丈夫です。

そのため年に1、2回雪が降るような地域では全く問題がありません。

「雪の重みで芝が寝てしまうのでは」と心配かもしれませんが、数センチ程度の積雪なら除雪せずそのまま雪が溶けるまで放置しても構いません。

もし少しでも芝が傷むのが嫌だという場合は、後述する除雪方法を参考にしてみてください。

豪雪地帯では少し傷みやすい

注意しなければいけないのは豪雪地帯での人工芝です。

多少の雪なら問題ないのですが、さすがに数か月間ずっと雪が積もる場合には人工芝に負担がかかりますし、雪が降らない地域よりも傷みやすいのは事実です。

負担を軽減するために除雪するほうが良いですが、豪雪地帯で庭すべての除雪をするのは難しいと思います。

少しでも人工芝を長持ちさせるために、雪国で敷くポイントを押さえて施工するのがおすすめです。

ポイントは後ほどご紹介します。

傷むのが嫌なら除雪を。人工芝の除雪方法

基本的には人工芝の除雪は必要ありませんので、数センチならそのまま雪が溶けるのを待ちましょう。

もし、少しでも傷むのが嫌だという場合は除雪をした方が良いですが、普通に雪かきをしてしまうと人工芝を傷めてしまう可能性もあります。

人工芝を傷めない除雪方法(以下の手順1〜手順3の通りに除雪していきましょう)をご紹介するので参考にしてください。

また、雪や水で濡れた人工芝は非常に滑りやすいので、十分に注意しましょう。

手順1.スコップで大まかに雪かき

手順2.残った雪を洗い流す

手順3.デッキブラシでブラッシング

手順1.スコップで大まかに雪かき

まずは上部の雪を大まかにかいていきます。

スコップを雪深く入れてしまうと人工芝に当たって傷つけてしまうので、最初は軽くスコップを入れて、どれくらいの深さか確認しましょう。

人工芝は緑なので雪の中でよく目立ちます。

境目がわかりやすいので、どんどん雪かきをしていきましょう。

手順2.残った雪を洗い流す

上部の雪を取り除けたら、人工芝についた残りの雪を水で溶かし流します。

水圧を高くせず、シャワーやジョウロで優しく行ってください。

水をかけたら凍ってしまわないか心配かと思いますが、人工芝本体は凍らないので大丈夫です。

また、きちんと施工した人工芝なら水はけが良いはずなので、水たまりになって凍ったりすることはありません。

ただしDIYで施工した場合など、下地が整っていない土地では地面がぐちょぐちょになったり、水たまりが凍ったりして危ないので、雪かきだけにしておく方が良いでしょう。

手順3.デッキブラシでブラッシング

最後にデッキブラシで寝てしまった芝を起こしてあげれば完了です。

こびりついた雪や泥などの汚れがあれば、デッキブラシでこすればきれいに落ちます。

力を入れすぎると人工芝が傷んでしまうので、ブラッシング程度の力加減で行いましょう。

雪国で人工芝を敷く場合のポイント

雪が降る地域で人工芝を施工する場合、押さえておきたいポイントがあります。

このポイントを怠ると人工芝が傷みやすく長持ちしないので、手を抜かないことを強くオススメします。

ポイント1.なるべく丈夫なものを選ぶ

ポイント2.透水性が高いものを選ぶ

ポイント3.水はけのよい下地にしておく

ポイント1.なるべく丈夫なものを選ぶ

人工芝の上に重いものを長期間置いておくと芝が寝てしまいます。

日ごろから重いものは載せないことが肝心ですが、雪国では雪が数か月間載るのは避けられません。

ですので、最初から丈夫な人工芝を選びましょう。

>>おすすめの人工芝製品7選

あまりに安いのものでは芝がペラペラですぐに寝てしまいますよ、、、!

芝1本1本が丈夫なもの、芝密度が高いものなどがおすすめです。

ポイント2.透水性が高いものを選ぶ

水はけが良いかどうかのことを「透水性」と言います。

人工芝は濡れたままだと傷みやすいので、透水性が高いものが良いです。

特に雪国では、溶けた雪がうまく排水されないとずっと濡れたままですし、雪かきの時に水を撒くことができません。

ですので、透水性が高い人工芝を選びましょう。

具体的には、人工芝の裏面に透水穴があるもの、透水穴の間隔が狭いもの(穴がたくさんあるもの)がオススメですよ!

ポイント3.水はけの良い下地にしておく

人工芝施工で一番重要なのが下地です。

いくら人工芝が良いものでも、下地となる地面が悪いと台無しです。

下地が整っていないと、水が溜まってしまって人工芝が濡れたままになったり、地面が水を含んでデコボコになってしまったりします。

雪国で人工芝を施工する際には、必ず水はけの良い下地にしてから敷くようにしましょう。

自信が無ければ業者に頼むことも一つの手です。

人工芝ならではの降雪時のメリット

雪が少ない地域ではあまりデメリットは感じられませんが、雪が多い地域では少なからず人工芝が傷みやすいので少し躊躇してしまいますね。

そこで人工芝ならではの降雪時のメリットをご紹介します。

メリット1:きれいな雪で雪遊びができる

土の上に積もっている雪の場合、下の方は泥と混ざってしまいます。

小さいお子さんと雪遊びする場合、泥が付くのは嫌ですし、スキーウェアが汚れてしまうと洗うのも一苦労です。

人工芝の上に積もった雪は直接地面に触れていないので、綺麗で泥と混ざる心配もありません。

人工芝の上の雪なら汚れの心配なく楽しく遊ぶことができます。

メリット2:天然芝よりもお手入れが楽

雪が降る地域で人工芝が傷みやすいなら天然芝にすれば良いかというと、そう簡単ではありません。

寒冷地に適している西洋芝は、雪が降ると雪腐病になりやすいため、積雪前に対策として殺菌剤を撒かなければなりません。

それ以外にも普段から手入れが必要なので、メンテナンスがほとんどいらない人工芝と比べると時間も手間もかかります。

雪腐病は降雪地帯特有の病気なので、雪が降る地域で庭のメンテナンスを楽にしたいなら天然芝よりも人工芝の方がオススメです。

雪が降る地域ほどメンテナンスが必要ない人工芝が楽

人工芝と雪の関係、除雪方法についてご紹介しました。

雪が数センチ降るくらいなら品質に問題は出ません。

除雪もしなくて大丈夫です。

豪雪地帯では多少人工芝が傷みやすくなりますが、天然芝に比べて手入れが格段に楽なので庭いじりが好き、手間を惜しまないという人以外は人工芝がオススメです。

その際少しでも長持ちさせるために、なるべく下地施工をきちんとしてくれる業者にお願いしたほうが良いでしょう。

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