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人工芝を施工してから10年後はどうしたらいい?張替えのステップも解説

お手入れやメンテナンス費用があまりかからない人工芝ですが、人工的に作られたものなので徐々に劣化していきます。

施工して10年後にはどうなっているのでしょうか?

この記事では施工から10年後に人工芝をどうすれば良いのか、張替えする際の方法もご紹介します。

人工芝の耐用年数は7~10年

人工芝の耐用年数は7~10年と言われています。

製品によって耐用年数は変わってきますので、たった2年で寿命を迎えるものもあれば、15年以上も長持ちするものもあります。

日頃の使い方によっても前後しますので一概には言えませんが、大体10年経ったら交換する目安だと考えてください。

>>人工芝の耐用年数はどのくらい?寿命を長持ちさせるためのコツ

人工芝の寿命の見分け方

10年経ったら交換の目安とお伝えしましたが、人工芝の状態が良ければまだ使っていたいですよね。

そこで人工芝の寿命の見分け方をご紹介します。

次のチェック項目に当てはまるなら、お使いの人工芝は交換する時期が来たことになります。

□芝が変色している

□芝の葉が寝たままで戻らない

□芝の葉が抜け落ちて黒いゴムが見えている

□ジョイント部分が浮いている

人工芝の良さは本物のように美しい見た目ですが、このような状態になると人工感が強く、何よりボロボロで美しい芝生とは言えません。

思い切って剥がすことをおすすめします。

人工芝に寿命が来た、どうしよう?

寿命が来た人工芝をそのままにしておくのは見た目が悪いですから、まずは剥がしましょう。

その後どうするか、2パターンに分かれるのではないでしょうか。

①人工芝を張り直す

②新たな庭づくりを始める

①人工芝を張り直す

古い人工芝を剥がして新しいものと交換するパターンです。

剥がした後に下地を修正して、また新しい人工芝を用意しなくてはならないので、初めて施工した時に比べて安くはありますが、まとまった費用が必要になります。

張り直しに関しての手順は後の見出しで詳しくご紹介します。

②新たな庭づくりを始める

人工芝を剥がしてしまえば元の地面が出てくるので、また新しく庭づくりをしたいという方はこのタイミングがベストでしょう。

例えば、本物の植物でガーデニングを始めてみたり、いっそのことコンクリートにしてしまったり…。

タイルやレンガでデザインしてから人工芝を敷く、なんていうのも良いかもしれません。

とにかく人工芝を剥がすタイミングは滅多にありませんから、お庭をリフォームする良い機会です。

人工芝を張り直すステップ

ここからは人工芝を張り直す手順をご紹介します。

【ステップ1】はがす

【ステップ2】下地修正

【ステップ3】新しい人工芝を張る

それでは、各ステップごとに詳しくみていきましょう!

【ステップ1】はがす

何よりまずは人工芝を剥がします。

 

地面に敷いている場合はU字ピンを抜いてめくれば簡単に剥がすことができますが、この際注意して欲しいのが、人工芝にこびりついた土を取り除くことです。

防草シートを敷いていればあまり心配することはありませんが、地面に直接敷いている場合には隙間までびっしり土が入り込んでいたりします。

土はゴミとして回収していない自治体がほとんどなので、剥がす際に叩いて落としたり、剥がした後に水で洗い流したりしましょう。

 

コンクリートに人工芝を敷いている場合、接着剤や粘着テープを使用しているはずです。

無理に力を入れて剥がそうとすると、コンクリートを痛めてしまいます(※特に屋上やベランダなどでは十分に注意する必要があります)。

 

専用の薬剤を使ったり、スクレーパーで慎重に剥がしていきますが、一番楽なのは業者に依頼してしまうことです。

実績があるプロに任せた方が確実で早いと言えます。

また、このタイミングで防水工事リフォームをするのもおすすめです。

 

【ステップ2】下地修正

人工芝を剥がした後、地面がボコボコになっていることがあります。

いくら施工時に整地したとしても、10年も経過すると雨の影響や踏みしめられたことが原因で凹凸ができてしまうのです。

 

そのため、下地材を追加して転圧、平らに均す作業が必要になってきます。

怠ると「芝は新しくて綺麗だけど凸凹してイマイチ…」なんてことが起きるかもしれませんので、しっかり作業しましょう。

コンクリートの場合は苔が生えていることがあります。

 

人工芝を敷いているとどうしても直射日光が当たらず、湿度が高い状態になってしまうからです。

高圧洗浄機などを使ってきれいに掃除しましょう。

 

【ステップ3】新しい人工芝を張る

最後に新しい人工芝を張って完成です!

地面に敷く場合は防草シートも忘れずに張り替えてくださいね。

これでまた10年はメンテナンスが要りません。

 

剥がした後の人工芝は何ゴミに捨てればいい?

剥がした人工芝がロールタイプであれば、「粗大ごみ」として捨てましょう。

1辺30㎝未満に裁断できるのであれば「燃えるゴミ」として捨てることができますよ。

いずれにせよ土が付いた状態ではゴミに出せないので、叩き落すか水洗いしてきれいにしてください。

人工芝自体は問題ないのですが、充填剤として使用していた珪砂は少し特殊な処分方法になります。

 

土や砂はゴミの分別が自治体ごとに大きく異なり、そもそも回収していない自治体もあれば、持ち込みならOKといった場所もあります。

まずお住いの自治体に確認してみましょう。

 

人工芝は10年ごとにまとまった費用が必要になる

人工芝の施工から10年後にどうしたらいいか、張替えの手順と一緒にご紹介しました。

メンテナンスがほとんど必要ないのがメリットの人工芝ですが、10年に一回、張替えに施工時と同じだけの費用がかかります。

今後も人工芝を使い続けたいという場合は念頭に置いておきましょう。

 

また、今回DIYで施工したとしても、10年後に同じ作業量をこなせるか不安な方もいらっしゃると思います。

人工芝の施工は重労働ですので、無理せず信頼できる業者を頼っていただくと良いかと思います。

 

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