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人工芝のある庭に物置を設置する場合の注意点!設置の順番はどうする?

庭のある家を持つことができたら設置したいのが物置。

あまり使わないものからレジャー用品まで収納できてしまうため非常に便利ですし、お子様がいる家庭ではきっと大活躍することでしょう。

 

また人工芝もお子様がいる家庭ではおすすめです。

景観が良く、素足で遊べて汚れない、クッション性も高く転んでも安心…などメリットがたくさんあります。

もちろんどちらもお子様がいない家庭でも大活躍しますので、ほしいと思う方は多いのではないでしょうか。

 

そこで疑問になるのが「人工芝と物置、どっちを先に設置すればいいの?」という問題です。

ここでは人工芝と物置の設置に関して詳しく紹介していきます!

 

人工芝より物置を先に設置するのが◎

結論から言えば、人工芝より先に物置を設置することをおすすめします。

なぜならこの順番なら人工芝をきれいに張ることができるからです。

 

物置の設置方法

人工芝と物置、なぜ物置を先に設置すべきなのか説明するには、物置の設置方法について理解しなくてはなりません。

物置の設置方法を大まかに説明すると次の手順になります。

1.基礎を固める

2.ブロックを置く

3.物置を組み立てる

4.アンカー止めする

 

1.基礎を固める

人工芝を施工する際に必ずやらなくてはならないのが整地作業です。

地面を平らに均し固めないとデコボコして、美しく仕上げることができないからです。

 

また、物置も同じく、置く場所は平らに均す必要があります。

土台が凸凹していると転倒のリスクが高く、物置が歪んでダメになってしまう可能性も高くなるからです。

どんなに良い物置でも、置き場所が水平でないと組み立て自体うまくいきませんし、後々扉が開かなくなったりします。

ブロックを水平に置けるよう、地面は平らに踏み固めておきましょう。

砂利が敷いてある場合はブロックを載せる部分だけでも砂利を避けて踏み固めます。

 

コンクリートを打った方が安定しますが、無理に行わなくても、地面をしっかり踏み固めれば大丈夫です。

 

2.ブロックを置く

平らに均した土台にコンクリートブロックを置きます。

必要なブロック数は物置によって異なるので確認してください。

この上に物置を置くので、ブロックの上は水平になるよう調節します。

土台がコンクリートの場合、水はけを良くするために微妙に傾斜が付いています。

そのまま置くと斜めになってしまうので、モルタルで傾斜調節してからブロックを置いてください。

 

3.物置を組み立てる

基礎ができたらいよいよ物置を組み立てます。

製品によって組み立て方法は異なりますので、説明書を読みながら行ってください。

各パーツとても重いので注意して作業してくださいね!

 

4.アンカー止めする

アンカー止めとは転倒防止工事のことです。

まず地面の四隅に穴を掘り、アンカープレートと呼ばれる部品を物置に付けます。

そして、穴にモルタルを流し込み、アンカープレートを固定すれば完了です。

 

土台がコンクリートの場合はコンクリートに穴を開けるので大がかりな工事になります。

安全のためにもDIYに自信が無ければ業者に依頼するほうが良いでしょう。

 

後から物置を置く場合、人工芝を切る必要がある

物置の設置方法は土台となる部分にアプローチしなければなりません。

人工芝を先に施工した場合、物置を置く予定の位置の芝を切り取って、地面またはコンクリートをむき出しにしないといけないので、せっかく美しく張った芝も台無しです。

逆に、好きなように切れるというのは人工芝の良い部分で、庭の形に合わせて切って張ることが可能です。

つまり障害物を避けることが得意なので、先に物置が合った方がピッタリ収まります。

また、人工芝の施工手順にも整地作業があります。

どちらの作業にも整地があるなら、整地→物置→人工芝の順で行った方が効率的です。

 

物置を置くだけは危険?アンカー止めは必要?

ここまで読んで「物置を人工芝に置くだけではだめなの?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

物置を人工芝に置くだけ、というのはきっとアンカー止めが必要かどうかだと思います。

意外と大がかりな工事ですし、一度張った人工芝を剥がすのはもったいないですよね。

物置の中にレンガなど重石を置いて固定する、という方法が無いわけではありませんが、推奨はできません。

物置自体の重さは、商品にもよりますが100kgを超えます。

ここに荷物が入ってくるともっと重くなります。

ちょっとやそっとのことでは転倒しませんが、もし地震が起きた場合、絶対に倒れないとい保証はありません。

安全面からアンカー止めは必ずした方が良いです。

張ってしまった芝はもったいないですが、もしものことを考えて作業しましょう。

 

無理をせず業者に依頼した方がおすすめ

人工芝と物置を設置する順番についてご紹介しました。

理想の順番は、①整地作業→②物置設置→③人工芝施工です。

物置の組み立てやアンカー止め作業はDIYでは難しく、安全面で見ても素直に業者に依頼した方が良いです。

自分でやってみたけど歪んできて扉が開かなくなった…なんてこともありがちですので、腕によほどの自信がない限り挑戦しない方が良いでしょう。

可能であれば物置と人工芝、両方を請け負ってくれる業者に依頼しましょう。

整地作業から物置設置、人工芝施工とまとめてできて便利ですよ。

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