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ガテン系・職人を辞めたい!と思ってしまう5つの理由と対処法

ガテン系・職人の仕事はやりがいがありますが、やはり大変なことも多いです。

現在の勤務先がしんどい、ツライ、辞めたいと思っている方もいると思います。

また、ガテン系・職人の仕事に就きたいけど、退職した人はどんな理由で辞めてしまったのか気になる方もいるでしょう。

この記事ではガテン系・職人を辞めたいと思ってしまう理由を5つご紹介、その対処法も解説していきます。

ガテン系・職人を辞めたい!と思ってしまう理由5選

意外なことに、ガテン系・職人を辞めたいと思う方の多くは、給与面には満足していることが多いです。

では、どんなことに不満が溜まってしまうのでしょうか。

理由1:単純に体力勝負の仕事がキツイ

ガテン系・職人の仕事は力仕事が多く、体力が無いと務まりません。

しかも、屋外の作業が多いため、夏は暑さに体力を削られ、冬は寒さに凍えながら仕事をしなくてはいけない環境です。

労働時間も長いので、体力があるうちはいいですが、30代~40代にもなると続けられなくなってしまったり、そんな将来を想像して辞めてしまったりする人が多いです。

理由2:常に危険と隣合わせで神経を使う

土木作業・建設作業は常に危険と隣合わせの仕事です。

例えば、高く組まれた足場からうっかり重い資材を落としてしまうものなら、下手したらケガだけでは済みません。

自分が被害者になるだけでなく、誰かに怪我をさせてしまう可能性もあるので、仕事中はしっかり気を付けていなくてはいけません。

また、土木・建築は大きな建造物を作り上げる仕事です。

ちょっとした手抜きが後々大きなミスにつながることは珍しくありません。

ケガをしない、させないために常に注意を払わないといけないこと、仕事をミスしないよう神経を使うこと、これが段々と疲れに繋がって辞めたくなってしまうのです。

理由3:労働時間が長い

ガテン系・職人は労働時間が長くなりがちです。

工期間近はどうしても長時間労働が避けられませんし、悪天候などトラブルが続いてしまうと残業はさらに増し、寝るためだけに家に帰る生活が続いてしまうこともしばしば。

お盆や正月の長期休暇は長いですが、その分毎週の休みが少なく、週休1日が通例となっています。

連休なんて到底無理で、プライベートを充実させることもできません。

残業が長いなら残業代が多いのでは、と思いますが、小さい建設業者では残業代を出す余裕もなく、サービス残業が当たり前、もしくはみなし残業代でアルバイト並みの時給で働くことも多いようです。(※今現在は改善が進み、ほとんど改善されています。)

理由4:気性が荒い人が多くて合わない

ガテン系・職人は経歴や学歴を問わないため色々な人が集まります。

気性が荒い人も沢山いるため、現場では怒号が飛び交うことも当たり前のようになっています。

職種を問わず、多くの人が人間関係に悩んで退職していますが、ガテン系の現場ではそれ以上に人間関係に悩む人が多いです。

怒鳴る人や、気分が顔や態度に出てしまう人が多い現場では、機嫌を損なっていないかビクビクと過ごしたり、技術は自分の方が上なのに媚を売る人の方が出世していると不満が募ってしまうようです。

また、職人の技術は一日二日で身に付くものではなく、親方、上司、先輩からは頑張りが認めてもらえないと感じること多く、仕事をしていてやりがいを感じられないなども理由に挙げられます。

理由5:将来が不安になった

体力が必要な仕事で、常に集中力も必要な仕事では、将来も同じように働いていけるのか不安になる人が多いようです。

20~30代で出来ていた仕事を40~60代でも同じように出来るか、体を壊したら同じように働けないのでは、といった身体的な理由の他に、プライベートを充実させることが出来ないので家族や子供が出来た時に仕事と家庭を両立できないのではないか、という不安もあるようです。

また、ガテン系の仕事はどこも若手が少なく、少子化の影響もあって将来はもっと若手不足に悩まされます。

そうした現場で、自分が上司になった時にうまく仕事を回していけるのか、業界自体に不安を感じて別業種に転職する人もいます。

体、プライベート、業界、様々な点で将来に希望を見いだせない人がたくさんいます。

ガテン系・職人を辞めたい!と思った時の対処法

ガテン系・職人の仕事がツライ!しんどい!辞めたい!と思ったときの対処法をご紹介します。

対処法1:転職する

今の職場がツライなら転職してしまうのが1番です。

しかし、一言で転職と言っても2パターンの転職があります。

1つ目は同業種の別会社に転職すること。

この場合は、職場の人間関係や仕事環境に不満を持っている場合です。

場所が変われば人も変わるので、今の場所が居心地悪いなら良い場所に転職してしまえば、今まで培ってきたスキルは無駄になりませんし、会社としても即戦力を手にできるのでWin-Winです。

転職先もブラックでは意味がないので、しっかり下調べしてホワイト企業に転職しましょう。

2つ目は全くの別業種に転職することです。

今までのスキルは無駄になってしまいますが、将来性が高い仕事はたくさんあります。

もしガテン系が合わないと感じているなら、なるべく早いうちに違う仕事を探して転職しましょう。

また、自分の持っている資格や技術を少しでも生かせる仕事に就くのがオススメなので、視野を広げて転職活動すると良いでしょう。

>>【若い人20~30代向け】ガテン系の仕事おすすめ7選!給与が良くてスキルが身につく職種を厳選

対処法2:退職する

先に転職先を見つけてから仕事を辞めるのがオススメですが、仕事が忙しくて転職活動なんて全くできない場合、いったん退職して、落ち着いて新しい仕事を探すのが良いでしょう。

収入が無くなるリスクはありますが、しばらくは雇用保険によって生活が保障されています。

少し休んで、自分にはどんな仕事が合っているのか見つめ直すのも良いでしょう。

対処法3:労働基準監督署に相談

働いている会社がブラック企業の場合、労働基準監督署に相談しましょう。

例えば、残業が多い、休日出勤が多い、残業代が支給されない、辞めたいのに受け入れてもらえないなど、こうした場合は労働基準法に反しているため、会社が罰せられます。

労働基準監督署に相談することで何らかのアドバイスや対処をしてもらえるので、労働環境が劣悪な場合は考えてみてください。

ガテン系・職人も環境が変われば自分にピッタリの仕事が見つかる!

ガテン系・職人を辞めたいと思ってしまう5つの理由と、対処法をご紹介しました。

昔ながらの現場では、今の若者に合わない指導法や職場環境であることが多いです。

もし、すでにある程度のスキルを持っている場合は、比較的新しい会社や業種がおすすめです。

例えば、お客様と直接関わる仕事では、従来のように怒声が飛び交っていてはクレーム案件になってしまいますね。

人工芝施工職人の施工現場は、お客様宅のお庭が多いので、社員のマナーや態度も良くなければいけません。

業界がニッチなため将来性も高く、今まで培ってきた技術を活かすこともできます。

体力勝負な点は変わりませんが、高所での作業が無い分、危険性が低いのでリスクなく仕事を進めることができます。

このように、ガテン系の仕事でも現場や仕事内容によっては、スキルを活かしたまま不満を解消することができるかもしれません。

環境が変われば自分にピッタリの仕事が見つかるので、色々探してみてくださいね!

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