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庭の手入れ業者に定期的に依頼した場合のコストはどの程度?

庭付きの家に住んでいて困るのが庭の手入れだと思います。

平日は仕事で時間が取れないし、休日はゆっくりしたい。

そんな方は業者に頼んでしまうのがおすすめです。

一番楽に綺麗なお庭を保つことができます。

しかし、料金は、一体どれくらいかかるものなのでしょうか。

今回は、庭の手入れ業者に定期的に依頼した場合のコストがどの程度になるのか、をご紹介していきたいと思います。

庭の手入れとかかるコスト

庭に必要な手入れについてと、それにかかるコストに関して解説していきます。

【1】剪定

剪定とは、不要な枝葉を切り落とし、木の形を整える作業です。

剪定などで枝葉などを間引くと、樹形の乱れを防ぎ、木が大きくなりすぎるのを防ぐ効果があります。

もし、大きく育ちすぎて道路にはみ出してしまうと、見通しが悪くなり事故の原因になってしまったり、近隣の家に枝が入り込んで邪魔になってしまったりなど、トラブルの原因になってしまいます。

また、剪定は庭木にとっても良いことで、花や実の付きが悪くなるのを防いだり、枯れや病害虫の発生を防ぐ効果も。

庭木の種類によって剪定時期は異なり、マツ、杉などの針葉樹は3~5月、キンモクセイ、シマトネリコなどの常緑樹なら4~6月、梅、もみじなどの落葉樹は12~2月が適した時期になります。

コスト

剪定費用は庭木の長さによって変わってきますが、一般的な庭にある木は3m未満として、かかる金額は1本あたり1,000~5,000円だと考えて良いでしょう。

また、生け垣の場合は1m未満なら1mあたり500円、1~2m未満の生け垣なら1mあたり1,000円くらいになります。

出たゴミは、作業費用とは別に「ゴミ処理費用」がかかります。

「ゴミ処理費用」は、300~2,000円はかかると見込みましょう。

量があまり多くなければ、ゴミの日に出すこともできますが、自治体によっては可燃ごみなのか資源ごみなのか粗大ごみなのか変わってきますので、良く調べておきましょう。

【2】消毒

庭木には消毒が必要です。

桜の木に消毒を施しているのを見かけることがあると思いますが、庭木にも消毒は必要です。

消毒の理由は、害虫から守る目的と、病気から守る目的の2つです。

庭木に害虫がいると植物が枯れてしまったり、病気になってしまったりします。

人によっては体に害虫が付いてしまうとアレルギー症状が出てしまうこともあります。

早めに駆除が必要で、予防するためにも消毒が必要です。

次に、庭木の消毒を怠ると植物が枯れたり、害虫が出す排泄物や菌が繁殖して病気にかかり、最悪枯れてしまったりすることがあります。

虫から守る事が病気から守る事にもつながるのです。

気候や庭木の種類にもよりますが、消毒の目安は1回目が5~6月ごろ、2回目は9~10月ごろがおすすめです。

コスト

1本あたり1,000円が相場です。

生け垣の場合は1mあたり500円、植え込みは1㎡当たり500円程度です。

【3】たい肥

植物は土が命。

肥料が少ないと生育や花付きが悪くなります。

しかし、肥料が多すぎても生理障害や病害虫の発生が起きるようになるので、適切な時期・量で施肥することが重要です。

庭木の種類によって肥料を与える時期は異なりますが、寒肥とお礼肥の年2回を基準に考えるとよいでしょう。

寒肥とは冬のタイミングに施す肥料のことで、12~2月ごろが目安です。

春からの花芽や萌芽に備えて、遅効性のゆっくり長く効くものがおすすめです。

土壌中の微生物によって分解されることで養分となる有機質肥料が利用されることが多く、たとえば油かす、草木灰、魚粉、骨粉、牛糞や鶏糞といった堆肥などがあります。

お礼肥とは、花がついた後や果実の収穫後に樹勢を回復させるため施す肥料のことで、庭木それぞれに合わせたタイミングで行います。

疲労している木の回復を助けるために施すので、速効で効果のある化学肥料が利用されることが多いです。

コスト

1本あたり1,000円が相場になります。

生け垣の場合は1mあたり500円、植え込みは1㎡当たり500円程度です。

【4】除草

除草の時期は特にありません。

何故なら雑草はどんどん生えてくるからです。

特に夏場は雑草が育つのが早い傾向があります。

除草の方法は、手で草むしりする方法と、機械で草刈りする方法があります。

草刈りは簡単でコストもかかりませんが、すぐにまた生えてきてしまうのが難点。

手で抜く方法だと根っこまで取れるので、次に生えてくるまで時間がかかる一方でコストがかかります。

除草剤を撒くとなると、春先や秋口に散布するのがおすすめです。

コスト

手抜き除草の場合、1㎡あたり1,000円、草刈り機の場合1㎡あたり500円が相場です。

剪定と同様にゴミが出ますので、ゴミ処理費は1㎡あたり300円程度かかると考えて良いでしょう。

庭仕事は人件費がかかることがほとんど

ここまで庭仕事とコストについて解説してきましたが、庭手入れは人件費で換算するのが一般的です。

時間制の場合、作業員1人に対して1時間当たり2,000~3,000円、日当制の場合は職人1人当たり15,000円~30,000円かかります。

お庭の大きさにもよりますが、ここまでご紹介した作業がそれぞれ3時間かかる庭だとします。

年に剪定1回、消毒2回、たい肥2回、除草12回だと仮定すると、時間制の職人さんに頼むと仮定して、剪定9,000円(3時間×3,000円)+消毒18,000円(2回×3時間×3,000円)+たい肥18,000円(2回×3時間×3,000円)+除草108,000円(12回×3時間×3,000円)=153,000円になります。

1年間で15万円は、ちょっと痛いでは済まされない金額ですよね。

その中でも一番除草がネックになっているということが上記試算で分かると思います。

庭手入れの少しでも抑えたいなら、除草を自分たちで行うか、雑草が生えてこない庭作りにするのが重要です。

庭手入れのコストを抑えるなら人工芝がおすすめです!

庭手入れを業者に依頼する中で最もネックになるのが除草作業だとわかりましたが、自分でやるのも骨が折れますよね。

特に夏場などは、炎天下の中で草むしりなんて嫌に決まっています。

そこでおすすめなのが、草が生えてこない状態にしてしまうことです。

方法は色々ありますが、1番おすすめしたいのが人工芝を敷く方法です。

まるで本物の芝生のように見えるのに、雑草が生えてこない状態にすることができます。

せっかくお庭があるのですから、砂利を敷くのは味気なく思えませんか。

人工芝なら芝生のように見せることができますし、庭木をそのままにすることも可能なので、シンボルツリーを植えたいという方にもおすすめ。

芝生の上でくつろぐこともできるので、楽してきれいなお庭を手にしたいという方にはピッタリでしょう。

一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

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