「人工芝を敷けば雑草は生えてこない」ことはありません。必ず端や隙間からでてきます。これに乗じまして、防草シートはどうかといいますと、結果は同じです。
雑草を防いでくれるのは人工芝ではなく防草シートでもありません。
あくまで抑制であり、対策に過ぎない。
写真の通り、結局は隙間から押し上げる力があったり、テープの隙間から出てくることもあります。
防草シートを敷いていても雑草は生えます。抑制効果を大きくするだけです。
では雑草はなぜ生えるのか?
半端ない生命力であり、しっかり抜いたと思っても根が必ず残ってます。
本気で防ぎたいなら2種類の方法があります。
〇劇薬を撒く
〇1m掘削し、全て砕石40-0の層にする。最後にコンクリート打設。
ここまでやれば「雑草が生えません」は現実になります。
ではそのコストは?人工芝を設置する為だけにかけるの?
現実味がありません・・・。
人工芝だけでは雑草を防げないですが、対策にはなります
雑草対策だけなら防草シートだけでも効果があります。そこに「きれいな景観」を求めたときに人工芝が活躍します。でもそこには「雑草が生えません」とは言えない現実もあります。
雑草を防いでくれるのは人工芝ではなく防草シートでもありません。抑制なんです。対策なんです。陽を当てないだけであり、当てれば生える。でも水分は降雨によって含みますから、下では根っこが伸びているんです。強いやつはどこまでも伸びていき、生きがいを目指して、陽を目指していくんです。雑草はむかつきますけど、視点を変えればかっこいいかもしれません。
どんな高級な防草シートを敷いていても雑草は生えます
雑草を防いでくれるのは人工芝でもなく、防草シートでもありませんが、防草シートが先に雑草を抑制します。防草シートは遮光の環境にするためのシートです。
DIYであれば、土に直接人工芝を敷くのは極力やめて、せめて真砂土で平らにしてから敷くようにしましょう。
ワイズヴェルデは高級な防草シートを使用しておりませんが、その背景には人工芝での抑制がしっかりできているからなんです。人工芝で出来ないということは、「密度が少ない」「基布が薄い」などの事由から起きた可能性があり、防草シート頼みになっている可能性があります。高級な防草シートには意味がほとんどなく、それだけを使うのに適しているんです。人工芝とセットにする必要はありません。高級な防草シートは、雑草対策だけで考えるなら人工芝は要らないですね。
雑草がなぜ生えるのかを考えるのであれば、ひたすら除草剤撒くしかないとか、掘削するしかないとか、雑草だけを捉えるしかありません。どこにでもいる雑草さんなのですから、人工芝のできることは「抑制」です。
雑草をしっかりと抜くとか防草シートを隙間なく綺麗に敷くとかは通用しません。雑草をしっかりと抜いて生えてこないなら、どうやって抜くのかを教示しなければなりません。
雑草の根っこすら残さないように徹底して根絶するには、1mの掘削しかないです。
防草シートを隙間なく敷くには、幅3cmぐらいのピンを何本使用しろというのでしょうか?10mで333本ですよ。これだけで10,000円です。隙間なく敷くのであれば、全てにピンを打つ必要があるからです。
ワイズヴェルデは、雑草対策と抑制しか人工芝は出来ないと言います。つまり、「雑草は生えます」です。そこに透水穴塞ぎには、防草シートも多少の効果はあるが、何をどうこう言っても結果は「雑草は生える」0の立場であり、100を求めるなら「雑草が生えない」と言い切るしかない。施工保証は100になってからではないでしょうか?そこに高級な防草シート使えば90になりますや、隙間なく敷けば80になりますは、要りません。0も90も80も変わらないからです。
さ、どっちなの?なんですけどね。イライラしちゃいますね。。。
長年の経験、実績は、現場の汗であり、結局答えが同じであれば、「安くてきれいに仕上げて品質も上々」を求めるのがお客様になります。それがワイズヴェルデなのです。
そのテーマとして「雑草」は大きな題材となります。