庭の雑草は抜いても抜いてもしつこく生えてきますよね。
あまり放置してしまうと危ないですし、虫も大量発生してしまいます。
定期的に草むしりをすべきですが、腰も痛くなるし時間もかかってしまう…特に夏場は熱中症の危険もありますね。
そんな庭の雑草にお悩みの方に、草むしりの手間を減らす方法をご紹介。
まったく生えなくなるということではありませんが、工夫次第でぐっと庭手入れが楽になりますので、ご自分に合った方法を見つけてください。
雑草対策7選とおすすめ度
草むしりの手間を減らす方法を7つご紹介します。
それぞれのおすすめ度も記載していますので、メリット・デメリット両方を考慮したうえで参考にしてください。
①除草剤【おすすめ度☆】
除草剤は今生えている草にも、これから生えてくる草にも作用します。
効果は製品によってそれぞれ違いますが、3か月~6か月ほど効果が続くものもあるので、半年に1回撒けば草は生えてきません。
ただ、雨で流れてしまう恐れがあるので晴れた日に使う必要があります。
雨で除草剤が思わぬところに流れたり、風で飛んだりして、ガーデニングの草木まで枯らせてしまう可能性もあるので、庭で植物を育てている場合は使うのを避けるほうが良いでしょう。
自宅で植物を育てていなくとも、お隣の洗濯物に付着するトラブルもあるので、使用の際は十分注意する必要があります。
子供やペットのいる家庭でもやめた方がいいでしょう。
②砂利【おすすめ度☆☆】
砂利を敷くと地面に光が届かなくなるので、雑草が育たなくなります。
蓋をする形になるので、砂利が草を上から押さえつけて生えるのを防いでくれます。
踏むと音が鳴るため防犯にもなります。
ただし、あまり砂利が少ないと上を歩いた時や雨が降った時に地面が出てきてしまって、雑草が生えてきてしまうので、厚めに敷くのがおすすめです。
雑草が生えない量の砂利を庭一面に敷く場合はかなり大量に必要になるので、砂利単体での使用はコスパ的にもおすすめしません。
次に紹介する防草シートと組み合わせると良いでしょう。
③防草シート【おすすめ度☆☆☆】
防草シートは地面に光が届かないよう遮るためのシートです。
薬品を使用していないので環境にも優しいです。
製品によって違いますが、耐久年数は1年~20年と長期的で、一度敷いてしまえばお手入れも無いので楽です。
防草シートの上に砂利を敷くと効果が高いのでおすすめ。
ただ見た目があまり美しくないので、雑草が生えない美しい庭を目指しているなら他の方法を試してみるといいでしょう。
④コンクリート【おすすめ度☆☆☆】
コンクリートで覆ってしまえば半永久的に雑草は生えてきません。
車を乗り入れできるようになるので駐車スペースにもすることができます。
コンクリートを初心者がきれいに仕上げるのはほぼ不可能なため、施工業者に頼むことになり、材料費の他に工事費用を見積もらないといけません。
一度コンクリートにしてしまうと簡単に撤去することもできず、廃棄も業者にお願いする必要があるので、「やっぱりガーデニングをしたかった」と後悔しないよう、よく考えてから実施しましょう。
⑤ブロック・レンガ【おすすめ度☆☆☆☆】
ブロック・レンガを敷き詰めると可愛らしい庭を演出することができます。
一面ブロック・レンガというよりも、コンクリートのアクセントにしたり、レンガで道を作って、両脇はガーデニングスペースにしたり…と、自由にデザインできるのも楽しみの1つです。
単体で使用するというより、他の方法と組み合わせて使うことが多いでしょう。
部分的に使えるということもあって、ガーデニング・家庭菜園をしたい、する予定があるという方におすすめです。
⑥遮光効果の高い植物【おすすめ度☆☆】
コンクリートなど無機質なもので覆ってしまうのに抵抗がある方は、植物で覆ってしまうのはいかがでしょうか。
植物で地面を覆って遮光する、グランドカバーという方法です。
天然芝・芝桜などが代表的ですが、他にもたくさん種類があるので、ご自身の好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。
育つまでは雑草が生えてきてしまうので、最初のうちは草むしりが必要です。
植物を育てる楽しみを味わいながら雑草対策にもなるので、長期計画が苦ではない人、ガーデニングが好きな人におすすめ。
他にもサツキ・ツツジなどの低木類は地面に日光を当てにくくするので、部分的にはなりますが、こちらを植えるのも良いでしょう。
⑦人工芝【おすすめ度☆☆☆☆☆】
人工芝は天然芝に似た、その名の通り人工の芝生です。
敷く前に地面を平らに均す必要はありますが、世話することなく美しい芝生のある庭にすることができます。
製品によりますが耐用年数は2年~20年と、長期的に使用することが可能です。
見た目がリアルなものから安全性が高いものまでラインナップが豊富で、小さい子どもやペットにも安心です。
火気厳禁なので花火やバーベキューはできませんが、ブロック・レンガ・砂利・コンクリートなどと組み合わせて、火を使うレジャーそちらで行えば人工芝を諦めることもありません。
水には強いので人工芝の上でプールも楽しめます。
雑草を防いで自由にデザインできる人工芝がおすすめ
草むしりの手間を減らす、雑草対策7選をご紹介しました。
雑草対策をしながら美しい庭にすることができるので、1つの方法だけでなく、複数の方法を組み合わせてデザインするのがおすすめです。
特に人工芝は手入れが必要なく綺麗な見た目を維持できるので、ガーデニングが苦手、手入れする時間が無い方にピッタリでしょう。
上記のような雑草対策はするまでもないけど、もっと楽に草むしりをしたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
投稿者プロフィール
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株式会社ワイズ・ヴェルデの代表取締役。
コンクリートの品質管理会社で技術者として働いた後、同社の新規事業である人工芝事業の責任者となる。
その後、人工芝の魅力を広めるため、2014年にワイズ・ヴェルデを設立。
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